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【自転車奔走記】関わるケア#33。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第196回。

五月も中旬、全国で見ると夏日を記録した地方
もあったみたいで、汗ばむ毎日が続いています。
ただ、朝晩は気温も下がり半袖では小寒い状態。
こんな時は特に体調を崩しやすい状況です。
皆様、体調管理には十分ご注意くださいね。

先日、認知症による徘徊等が原因で行方不明
なっている方々の総数が約1万人にも及ぶ
との
ニュースがありました。
その報道番組を偶然見
ていましたが、介護福祉
に携わるワタシにとっ
てもかなりショッキングな
内容でした。
認知症等に伴う徘徊は、認知症の周辺症状の中
でも最重度に対応が難しい問題です。
国や自治
体、地域も様々な取り組みを行って
いますが、
根本的な解決に至ることは非常に
困難な状況な
んですね。また介護保険制度も認知症
患者さん
へ支援やケアには重点的に取り組んで
いますが
保険制度だけではとても解決には
至ることがで
きないのも現状です。
本当に難しい問題です。
この問題は、機会があれば今後本ブログで取り
上げ
ていきたいと考えています。という所で、
【自転車奔走記】今週もはじまります!
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今週も「共感的理解」についてのお話です。
先週、我々介護福祉に携わる人間は「共感」と
「信頼関係樹立」という二つの作業を
同時進行で
行う事が多いというお話をしました。
クライアン
トの問題解決には一般的にスピード
も要求されま
すので「共感→信頼関係の強化
→共感の深化」と
いう段階的なプロセスを踏みながら
ではあります
が、いわば「共感する事によって生まれる
信頼関
係」をクライアントと一緒に作り上げていく過程
を踏んでいきます。で、その過程においても最初
に行うべきことはやっぱり【共感】という作業に
なるん
ですが、その共感を行っていく際…という
か共感的
態度をクライアントに対して支援者が取
る際に必要な
要諦は『ブルペンキャッチャーにな
れ!』というちょっと
謎めいた言葉でした。

この『ブルペンキャッチャー』ですが、野球の事
にあまり
詳しくない方にまず簡単な説明をします。
野球の試合中、投手の途中交代に備えて先発投手
以外の
ピッチャーが投球練習をしながら肩慣らし
をする場所を
「ブルペン」と言います。そして、
そのブルペンで投手の
投げる球を捕球することを
専門としているのが「ブルペンキャッチャー」

呼ばれる方々です。ゲームに出場している捕手は、
投手の球を
捕球するだけではなく、打者を打ち取
る為に投手に投げる
べき球種やコースを指示した
り、野手に守備の指示をしたり、
時には盗塁を阻
止したりと、まさに“ゲームの要”としての役割を
こなす事が求められます。一方ブルペンの捕手は
途中登板
に備えた投手が肩を慣らすために行う投
球練習の球を捕球する
事が役割になります。です
ので、打者の攻略の為の配球指示や
ゲームメイク
には殆ど関わる事がありません。以前はブルペン
キャッチャーを称して「壁」という言葉があった
くらい、ただひたすら
投手の投げる球を捕球する
事が仕事になります。「なんだ球を
受けるだけか」
と矮小化することなかれ!基本的に“受ける”
事が
仕事ですので、投手の投げるどんな球でも確実に
捕球
できる技術、投手の状態をフォームや球の状
態で的確
に把握する観察力、そしてなにより投手
が気分よくマウンド
に向かう事ができるような気
配りのできる人でないととても
務まらないポジシ
ョンなんですね。
そんな重要な役割を担うブルペ
ンキャッチャーですが、その仕事
の大元は投手の
投げる球を“受け止める”ことです。
どんな球種が
来ようが、力んだ投手がバウンド球を投げて
しま
っても確実に“捕る”事がその全てなんです。
そんなブルペンキャッチャーの“受け止める”姿勢
こそが
「共感」という作業を行う支援者に要求さ
れる態度となります。

つまり「あなた(クライアント)の事を受け止め
ます!」という
気持ちであったり、態度であった
りが「共感」という作業を
一歩前に進める足がか
りの役割を果たすんですね。でも、
考えてみれば、
「あなたの事は関知しません」という態度の
人に
対して、自分の困りごとや思いを打ち明ける人は
いません
ので「当たり前の話じゃないか!」と感
じてらっしゃる方も
いるかもしれません。確かに
“受け止める”と言う態度が
必要であることは当たり
前ですが、“態度”だけでは共感
は進んでいかないん
ですね。腰を下ろしたキャッチャーの
姿勢を取った
だけでは投手の球は捕れませんよね。
そこで重要に
なるのが“傾聴”という技法なんですね。

この技法を効果的に使って初めて共感という作業
一歩前に進むことになります。
その“傾聴”について
は次週お話していきます。
それでは、また来週お会いしましょう!
See you next week , bye 

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