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【自転車奔走記】関わるケア#24。

ケアマネの自転車奔走記】連載・第182回。

厳しい寒さが続いていますが、皆様いかが
お過ごしでしょうか?
インフルエンザが
かなり流行っています。
こまめな手洗いと
うがい、そして外出時のマスク
着用など、
ちょっとした気遣いで感染のリスク
を大幅に
減らすことが可能です。
十分に気を付けて、
元気にこの冬を乗り切りましょう!
では短めのマクラで【自転車奔走記】開講!
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前回のお話で、関わるケアというものについて
一つの
考え方の提起をしてみました。それは、

①介護や福祉的支援というものが、個人や
社会の色々な
生活場面で問題となっている現象を
解決する為の資源
として行使されるのであれば、
何らかの結果を求められる。

②結果のみに着目すると、業務中心のケアも
人間中心のケアも、
考え方の相違は意味をなさ
ない場合が生じる。
という前提がある。

③人間中心のケアを進めていくためには、
欠けている所も、
十分保持している所も、全てを
ひっくるめて先ずはその人と
関わっていくという
スタンスを初動から取ることが重要。

という内容でした。
では、具体的にどのような段階を経てケアや
支援を展開していくべきか?その具体的なお話を
していく前に、一つの問いに対して
それぞれが
考えを巡らせることが重要なんですね。
それは何か?と言いますと、

「認知症って何?」という問いです。

何をいまさら…とお思いの方もいらっしゃると
思いますが、
先ずはこの【認知症を考えよう】と
いう連載企画で今までお話を
してきたことを
思い出してください。
色々な話をしてきました。
それらをもう一度ふまえた上で、
再度「認知症って何?」
という問いに向き合い、
その答えを考え巡らせ
ながらプロセスを展開していく事が重要だと
考えています。具体的にはどういう事か?
これから述べるケースを考えてみて下さい。

Aさんは物忘れが多くなり、自分の物を置いた
場所を
すぐに忘れてしまいます。そして、自分が
さっきまで使って
いたはずの物をどこに置いたの
かが分からなくなると、
不安に駆られて、家族に
「○○がなくなった」と訴えます。
ご家族は、そのことは良く心得ていて、訴えが
あるたびに
Aさんが安心するよう応対しています。
Aさんの行動についてご家族は「ああいう人だか
ら」
とさほど気にしていない様子で、特に問題視
せず毎日を
送っています。
一方で…
Bさんは物忘れが多くなり、自分の物を置いた
場所を
すぐに忘れてしまいます。そして、自分が
さっきまで使って
いたはずの物をどこに置いたの
かが分からなくなると、
不安に駆られて、家族に
「○○がなくなった」と訴えます。
ご家族は、Bさんが認知症になったと考え、Bさん
が物を
紛失することを防ぐために、Bさんがものを
使えないように、
色々なものをBさんの部屋から
運び出したり、隠したりしました。

少々極端な例で申し訳ありませんが、
AさんとBさん、まったく同じ症状でも、まったく
違う対応になりますね。
ここでは、AさんとBさん
への対応の是非を考えるのではありません。
対応そのものであれば、どちらも正解というべき
事例なんです。
ワタクシがこの話を提起して、
皆様に考えて頂きたいのは「
認知症という言葉が、
レッテリングになってしまう事の危うさ」
です。
「認知症」という、本来は個々の症状に過ぎない
状態
を指し示す言葉が社会的レッテルとなって
しまう事への危惧
なんです。
次週は、このことについてワタクシの考えを
お伝えできればと
考えています。

では、まだまだ寒い日が続きますが、元気に来週も
お会いしましょう!
See you next week  

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