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【自転車奔走記】「関わるケア」#22。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第179回。

冬日が続きますが、いかがお過ごしですか?
早いもので1月も、もう後半戦に突入です。
ついこの間まで正月気分で浮かれていた
ワタクシも、
この矢の如き時間の流れにやや
茫然としています。

「一瞬ノ光陰軽ンズベカラズ」。
寒さも本番!インフルエンザや風邪など
ひかないようにするのは当然ですが、意外に
多いのが冬場の転倒事故なんですね。
特に外出時、
ただでさえ寒さで体が動きに
くくなっている所に、強風
にあおられる、
凍結した路面で滑るなどで転倒して
しまう
事故が思いのほか多い時期なんです。
冬場に限った事ではありませんが、皆様、
この時期
外出時にはお気を付け下さいね。

寒い冬を乗り切れば暖かい春の到来!
春と言えば、お花見、お花見と言えば
飲めや喰らえや
のどんちゃん騒ぎ!結果、
冬に蓄積した腹脂肪を
消化するどころか
恥の上塗りならぬ脂肪の上乗せ
といった
ヒロモリ的負の螺旋階段を駆け下りない
よう、
皆様ご注意くださいませ。
【自転車奔走記】開講です!
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今週から「関わるケア」についてのお話
再開となります。
久々ということもある
ので、前回までのお話を少し
整理して
みたいと思います。
関わるケアという
ことを考えていく際のキーワードが
パーソンセンターの視点を持ち、ケアに
当たりましょうという事でした。
パーソンケアセンター、人間中心の視座
持つためには、その人を全方位から
知ることが重要
となり、そのための情報
のリンクが欠かせないステップです

その際の分析においては、先入観や
囚われ
をできる限り排し、一つ一つの
情報のピースを丁寧に
繋ぎ合わせて、
リンクさせていくことが重要になります。
本編で取り上げているAさんの事例を使って
見ていきましょう。

Aさんは認知症があり、排泄に関する行動が
問題となって
います。そのAさんに関する
情報を列挙すると…
(1)Aさんには尿意がある。
(2)Aさんは歩く事ができる。
(3)Aさんは環境の変化が理解できない。
(4)Aさんトイレの場所を探しだせない。
(5)Aさんはトイレに行きたい。
(6)Aさんはトイレを探す。
(7)Aさんは家の各所で排泄してしまう。
となります。これらの情報を因果律的に分析
すると、
(1)〜(6)で挙げたAさんの
能力や機能の結果
(7)という事象が生み
出されていると仮定
できますね。今までの
因果律のみの分析方法だと
「尿意があって
歩くことができるから、家の中の
色々な場所で
排泄してしまう。その問題を解決する
為には、
Aさんの排泄や歩行に関する機能を抑制
する
方法を取ることができる。」という極端な
分析をする事も可能だと以前話しました。

つまり、Aさんの保持している尿意や歩行
できるという
能力が負の判断をされてしまう
わけですね。
では「逆」の発想法で先ほどの
例を再考してみましょう。
(7)Aさんは家の各所で排泄をしてしまう。
という情報を結果と捉えずに「出発点」
と考えます。
そして(7)の状態を生じせ
しめている原因を究明
するのではなく、
(7)の状態にあるAさんをポシティブに、
「~できる」という視点で捉えなおします。
(2)と(7)の情報の関連を分析する時、
因果「歩くことができるから、トイレ以外の
   場所で排泄してしまう。」
という文体ではなく、
逆に「トイレ以外の場所で排泄できるくらい
   歩くことができる。」
という具合に捉えなおしてみるんですね。

どうでしょうか?
Aさんに対する印象が随分違いますよね!
因果の文体では、Aさんの持っている歩く
ことができるという
能力も、トイレ以外の
場所で排泄してしまう原因の一つ
として、
決して間違っていないにしても負の因子として
理解してしまいがちになります。
反面、逆の文体では、トイレ以外の場所で
排泄することは
問題を孕んでいるにしても、
Aさんは自由に歩ける
能力を持っている、
であれば「その能力を活かした
問題の解決
方法はないかな?」という発想へ持っていく
事が比較的容易にできるような気がします。
つまり!同じ事象でも捉え方一つで対処の
方向性が
随分違ってくることがご理解いた
だけると思います。

この発想法こそが「人間中心」という
考え方の
中心とも言うべき思考方法なんです!
では、何故その発想が人間中心という考え方
の核
となり得るか?それは次週のお楽しみ…
ということで
「人間中心」というテーマも
佳境に入ってきました。
次週も是非お付き
合いいただけますように、、
では、
See You Next Week

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