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【自転車奔走記】「関わるケア」#18。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第172回。

冬らしくなった…途端、マスク姿
コンコンと咳をする方が目立ってきました。
風邪が流行っているみたいですね。
皆さま、くれぐれも体調にはご注意下さい。
いよいよ11月終盤、師走突入も間近。
長いようで短かった一年もそろそろ締め
くくり
の時期になってきました。
TVを見ていると“紅白出場”や流行語等々、
年末恒例行事の報道が目を引きます。
ワタクシ的に12月は今年一年を振り返って、
できた事できなかった事の棚卸をしっかりして、
新たなスタートの糧にしたい…と毎年思って
いる
のですが、なかなか出来ていません

と言っても、もうすぐ四十と半分の歳。
年齢相応の気構え心構えで新しい年を迎える
為にも、12月は大切に過ごしたいですね。
と、気構えの前に年輪の如く積もり積もった
腹脂肪をどうにかしたら?といったツッコミ
にも
動じる気配が全くなくなった、腹構え
だけは年齢
以上の貫録を見せる“霜月”よりは
“霜降り
”という言葉がよ~くお似合いの
ヒロモリが
お送りします【自転車奔走記】、
皆さま宜しくお付き合いのほどを!
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今週は、先週最後に触れた「双方向性」と
いうキーワードに
ついてです。

人は情報と情報を関連付ける時、得てして
因果律的な思考法で捉える事が多いと思います。
因果律というのは【原→結という思考法の
ことで、何やら小難しげな名称がついていますが、
ごく普通の考え方ですよね。「この事象がある
という
ことは、今後この様な現象が起きる筈だ」
とか
「この現象があると言う事は、何かの原因が
ある筈だ」
という思考・分析方法の事です。
この因果律という思考方法は、事物・現象の理解
には
非常に分かりやすくかつ強力なツールと
なるんですが、
シンプルが故に時として大切な
ものを見落として
しまう事があるんです。

どういうことか?と言いますと、ある事象の結果
として
その現象が起きているのなら、その現象を
変化
させるためには、その原因の事象を変えな
ければ
ならないという因果律の論理的帰着が
あるからなんです。
先週の回でお話したAさんの
情報分析結果で見てみましょう。

Aさんには尿意がある。(原因1
 ↓
Aさんは歩く事ができる。(原因2)
 ↓
しかし、Aさんは環境の変化が理解できず、
トイレの場所を探しだせない。(原因3)
 ↓
その結果、家の色々な場所で排泄を
してしまう。(結果)

もしこの分析を因果律だけで判断して、結果と
して
生起している「色々な場所で排泄してしまう」
というAさんの行動を防止しようとするとどう
でしょうか?
「尿意がある」という人間の生理
機能までもが
Aさんの問題行動の原因因子の
一つとなってしまい
「尿意が無くなれば問題は
解決」といった極論を
通り越して滅茶苦茶な
暴論にまで話しが飛んでしまう
可能性が
ありますよね。そこまで行かなくても
「尿意」や
「歩行機能」更には場所の見当識という
「認知機能」等、Aさんの持っている機能を阻害
することはできませんから、原因因子の変化は
困難となり、自然な流れで起こっている現象その
ものに着目した対応方法、つまりオムツ
着用など
対処的対応を取ってしまう流れになりがちです。

そこで、そうならない為に重要な役割を果たす
のが「双方向性」で見ていく考え方。
情報に因果律を構成
する因子を見つけるの
ではなく、今起こって
いる現象のなかで、
様々な情報はどのように
関わり合って、影響
しあいながら存在している
のか?という事を
考える視点なんですね。
来週はこの視点に
基づいて、先程の情報を
再分析してみましょう。
では、また来週!See you next week 

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