ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記】「関わるケア」#14。

【自転車奔走記】「関わるケア」#14。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第167回。

急に秋らしくなったのは良いけれど、
極端な寒暖差や季節外れの台風など異常
という言葉を異常と感じないくらいの
おかしな気候
が続いていますねぇ。
体調管理には十分お気をつけ下さい。
さて、久々の自転車ネタをひとつ。
最近ちょくちょく取り上げられるように
なりましたが、
今年の6月に成立・公布
された改正道路交通法が
いよいよ年内に
施行されるようです。
今回の道交法改正に
おいて、自転車乗りが注目
すべき事は、
ズバリ「自転車の左側通行の徹底!」。
現行法では、道路の路側帯(道路の端に
線が引いてある
場合、その線から道路端
までのスペース)であれば、
道路右側でも
左側でも自転車は通行OKだったん
ですが、
改正法では「道路左端の路側帯」と明確に
規定されています。つまり、車などの車両と
同じように
「左側通行」厳守、右側を走る
事は御法度となりますね。ワタクシ的には、
正直「やっとか」という思いが強い
ですね。
ブログでなんども取り上げていますが、
自転車
は便利で手軽な乗り物であるのと
同時に法区分では軽車両となっています。
つまりあくまで車輌ですので、
歩行者と同じ
感覚で乗り廻す事は×ですよね。
自転車の運転マナーが色々取り沙汰されて
いても、
未だに夜間の無灯火、道路の逆走、
信号無視、
携帯電話をいじりながらの運転
などなど、マナーが
悪いという以前に自転車の
違反運転者を見ない日は
数えるほどしかない、
悲しい&恥ずかしい現実
があると感じます。
守るべき法規、そして運転マナーをもう一度
しっかり見直して、
楽しく安全に自転車の
運転をしましょう!
と、久々のマジメモード
から始まりました【自転車奔走記】開講!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今週もパーソンセンタードケアの考え方に
係る「関係線」について進めます。
関係線とは、ケアの現場で人と現象の関係を
明らか
にしていく繋がりの事を指しますが、
その繋ぐ作業
を行っていく際には、情報の
収集が大切な事、なお且つ
その情報収集に
あたっては、情報評価による取捨選択

できるだけ避けて、幅広く色々な情報を収集
する事が
重要になるというお話しをしました。
一瞥したところ全く関係
ないような情報が、
重要なピースであった事が後になって
判明
するような事はよくありますよね。
で、今週はその収集した情報を整理する
作業について
考えていきます。

情報整理の方法については専門の学問的
分野がある
くらいなので、それこそ沢山の
メソッドが存在していますが、
ワタクシ達
介護現場でよく使われる方法は
【基本情報
ベースに、状況に応じた情報を積み上げる】

という
方法です。「基本情報」というのは
個人の経歴や
資質などの個人そのものに
関する情報になります。
真っ先に思い浮かぶ
のが氏名や生年月日、性別など
ですね。
その他にも家族構成や生活歴、学歴職歴
といった
その人の人物史に関する情報、
四肢の動きや現病歴など
の身体状況に
関する情報を挙げる事ができます。
基本情報を言い換えると、環境等が変化
しても、変わらない情報という事です。
対して、状況に応じた情報もあります。
この情報は、
その人がいる場所や、様々な
生活場面に応じて現れる現象
等を指します。
色々な状況に応じて様々に現れ消えるような
情報という事もできます。先ず挙げる事が
できるのは
「居場所」、大きく「環境」
という括りでもいいですが、今どんな場所に
いるの?という情報です。自宅にいるのか
施設に入所しているのか?自宅であれば
どのような構造で、
何時頃から誰と住んで
いるのか?施設であればどんな施設で、
何時頃からどのような経緯で入所したのか?
という事柄は、
認知症ケアを実践する場合
必ず押さえておかなければならない情報です。

「住環境がなぜ?」と思う方もいらっしゃると
思いますが、ホントに
これらは重要な情報です。
ケアの現場でよく遭遇する事例を
挙げますと、
施設に入所した認知症患者の方が排泄を失敗
して
衣服を汚してしまう事があります。
そんな時にワタクシたち介護従事者
が先ず
することは「その人の行動観察」なんですね。
その人の一日
の過ごし方の観察から始まり、
徐々に問題となる行動へ観察の視点を
絞って
いきます。その中で、その人が排泄をする際に
現れる
身体上や行動上のサインを探ります。
例えば、キョロキョロと
落ち着かない表情に
なる…や、じっとしていたのに突然歩きだす…
等々の行動サインが言わば代表的なもの、
つまり【排泄をしたい】
という意思が行動に
現れるんですね。そのタイミングでトイレの
声かけ
をしたりすると、失敗なく排泄できる
事が非常に多いんです。

で、もう一歩話しを進めて、なぜそのような
行動サインが現れるのか?
と考えると、その
原因の少なからずが環境の変化になるんです。
つまり、長い間生活して慣れ親しんだ自宅から
全くと言っていいほど
異なる環境の施設に
入所した訳なので「トイレの場所が分からない」
という事なんです。自分に置き換えて考えて
みると、例えば停電など
で家の中が真っ暗でも、
慣れ親しんだ自宅であれば何とかトイレ
へ行く
事はできますよね。大体の場所を体が覚えて
いるからなんで
しょうね。所が全く知らない
場所で、例えば友達の家に泊まった
時に同じ
ように停電になったらどうでしょうか?
おそらくトイレが
どこにあるかサッパリ分から
ないと思います。認知症の方もその点は
基本的に
同じなんですね。であれば、その方が住んで
いた場所
をよく理解して、今いる環境をその
構造に近づける事ができれば、
排泄を失敗する
率を大幅に減らす事が理屈上可能
となります。

実際には施設の内部構造をその都度変える事は
できないので、
居室の場所を検討したり、
トイレがその人に分かりやすいように
張り紙を
したりという対応になるんですが、その方が
「何処に住んで
いて、今何処にいるか」という
状況に関する情報を知る事で、
【排泄失敗が多い→オムツ着用】
といった対処的対応でなく、
行動に合わせた
対応による解決の糸口が見いだせる
んですね!
これらの状況に関する情報は他にも、
シチュエーション
に関する情報、例えば
「今何をしているか?」
「何をしようと
しているか?」
といった事柄も含まれます。
これらのように、様々な状況に応じて現れる現象を
「情報」と
して捉え、状況別に整理していく事が
重要になるんですね。
そして、それらの状況情報を
ベースとなる「基本情報」
を踏まえながら整理、
つまり“線で繋いでいく”作業に
入っていきます。

次週は、事例を挙げて実際に線を繋いで行く
作業の
一部をお話ししていきます。
では、また来週お会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

アーカイブ

月別 アーカイブ