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【自転車奔走記】「関わるケア」#8。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第158回。

暑い!とうなだれてしまう毎日。
皆さまお元気にお過ごしでしょうか?
熱中症の対策は当然として、そろそろ暑さ続きの
疲れが溜まってくる時期です。
夏風邪など体調を
崩す方も徐々に増えてきて
いますので、皆さま
体調管理に万全を期して下さいませ。
ところで我が三重県代表・三重高の甲子園
1回戦の試合、実にいいゲームでした。
丁度仕事中で、漏れ聞こえてくるTV中継の
音声
で最終回の手に汗握る攻防を観戦(?)
してました。
で唐突ですが、ワタクシが夏の
甲子園で一番ジーン
と来るシーンは何か?
と言いますと、勝利高の校歌
斉唱が終わり、
一瞬の静寂の後に湧きおこる大歓声。
そしてそれに包まれるようにしてベンチ側の
応援席
にダッシュする選手たちのシーンです。
静から動への劇的な転換と言うか、この一瞬

過去と未来の時間軸が交差して別れ行く狭間
と言うか、
何故か詩的なものを感じるこの
シーンにジーンときて
しまうんですね。
改めてスポーツは「詩」なんだ!と思います。
そう思うのは、先日、高校野球マニアである
たきび代表の赤塚と作詞家・阿久悠さんの
話しで盛り上がったからでしょうか…。
ご存じの方も多いと思いますが、阿久さんも
大の高校野球
ファンで、沢山の甲子園を題材に
した詩を残されています。
恥ずかしながら先日
TVでその事を知り、その番組で紹介
された詩に
いたく感動!後日、赤塚にその詩の事を
尋ねた
ところ色々な事を教えて貰い、今やすっかり
阿久悠
さんファンになっているヒロモリです。
もし機会があれば、この【たきびブログ】の
何処かで阿久さんの
詩を紹介できればいいな…

スポーツは『詩』だ!そして同じ「シ」でも、
ヒロモリは『脂』だぁ
と苦しいオチがついた
ところで【自転車奔走記】プレイボール!!

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「パーソン・センタード」という概念を
紹介しながら、
関わるケアを皆様と考える企画。
先週は「業務中心のケア」を考えてみました。
業務中心のケアを要約すると、ケアや生活の
現場で
起こる生活活動上の問題を解決する
方法として、
いかにしてご利用者様に問題と
なっている生活活動
をして貰うか?と言う事を
最優先にして取り組む
ケア方法です。

前回は入浴拒否を例に挙げましたが、別の例を
挙げると、トイレの場所が分からない等の
理由で
排泄の失敗が多い方について、排泄失敗
を防止
する為に「おむつ」を着用してもらう事で、
その
問題が解決したとする考え方です。
確かにおむつを着用する事で、衣類や部屋の
汚染は
かなり防ぐ事ができますし、定期的に
おむつを交換
する事で保清を図る事もできます。
排泄の失敗で
汚染した下着や衣類を着たまま
過ごす事のデメリット
を考えれば、このおむつ
着用は妥当なケア方法と
捉える事が可能です。

ですが、パーソン・センタードの観点から
すると上述
の考え方には異議ありとなります。
異議」という単語にこの考え方を紐解く
キーが隠され
ています。間違いではなく
「異議」なんです。
どういうことか?と
言いますと「おむつを着用する」ということ
そのものは、排泄に関するトラブルにおいて
有用な対処方法の一つですので、否定される
べきもの
ではありません。異議が唱えられる
のは「おむつを
着用する」という対処方法を、
ケアのなかでどのように
位置付けるか?
というアプローチ面なんです。

パーソン・センタードの考え方では
『排泄の失敗
が続く事は、保清ができず皮膚
 トラブルになったり、衣類の
汚染で不潔な
 衛生状態に陥る。おむつを着用する事
自体は
 おかしなことではない。が、果たして
 おむつを着用
することだけが問題の解決方法
 だろうか?また、おむつ
を着用して陰部や
 衣類の清潔を保つ事ができれば、
それが
 問題解決のゴールなのか?』
という問いかけから発せられた異議なんですね。
排泄の失敗によって惹起される
様々な問題のみに
着目するのではなく、失敗する
原因は何か?
怪我や病気等の身体疾患、生活環境
の問題、
今までの生活歴、現在のライフスタイル等々
その人に付随する様々なエピソードから原因を
探って
いく作業が必要とされますが、これらの
事は取りも直さず
【その人をよく知る事】です。
その人を理解して共感
していくという作業を
進めていくなかで「おむつ着用」という選択肢

選び、さらにおむつを着用した事でその人が
どう感じ、
どのように生活しているかを理解
していくプロセスを怠らない
のであれば良い
けれども、排泄の失敗による問題を
解決する為
だけに一足飛びで特定の対処方法を取る
という
ケアに対して異議を唱え、警鐘を鳴らして
いるのが
『パーソン・センタード』、人間中心
というケア概念なんです。

次週は、事例をあげてもう少し具体的に
人間中心のケア
の内容について進めていきますね。
では、まだまだ暑い日が続きますのが、
皆さまお元気にお過ごしください!
SEE YOU NEXT WEEK

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