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【自転車奔走記】「関わるケア」#5。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第155回。

暑い日が続いています。
皆さま、お元気にお過ごしでしょうか?
先週お話ししましたが、熱中症にはくれぐれも
ご注意くださいネ。所で、今日は第23回参議院
議員通常選挙の日です。
アベノミクスにTPP
原発再稼働や教育問題等々
争点となる政策に
ついて連日メディアは大賑わい
ですね。
肯定派も否定派も論陣を張っての論戦が
繰り広げられてきました。ただ、ワタクシは
政策云々よりも年年低下する
投票率のほうが
気になります。低投票率の
色々な原因らしき
ものについての論評はありますが、
難しい事は
ちょっと横に置いておいて、
先ずは投票!と
呼びかけたいですね。
民主主義の根幹の一つは
国民の政治参加です。
その手段こそが投票と
いう行為です。
オリンピックではありませんが
参加する事に意義があり
とにかく一票を
投じましょう!!
一人一人のその行為から、
全てが始ます!
と、今週も社会派マクラで
始まりました【自転車奔走記】開講です

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「関わるケア」を考えていく際の話しの土台
として
【個の尊厳】の重要性を話しました。
そして、自己決定というキーワードから
「自律=自分の事は自分できめる」という
一見
当たり前の概念が当事者と支援者という
関係の中
では簡単に取り扱えなくなる場合が
あると言う事実
について事例を挙げながら
皆さまに問いかけをしました。7/7記事記事)
今週は、その答え的なものを一緒に考えよう
という
試みです。早速事例内容を整理しましょう。

(ご本人)
入院中リハビリで辛い思いをした。
退院して自宅にもどったら楽にしたい。
リハビリはしたくない
(ご家族)
リハビリで体は回復してきたのに、
止めてしまうと
寝たきりになってしまう。
寝たきりにならない為にも
続けてほしい。
(医師)
リハビリを継続しないと、身体機能が更に
低下して
寝たきりになったり、廃用症候群の
リスクも高まる。
 今後の生活を考えると
リハビリは続けたほうが良い。

こんなケースを前に、支援者(つまり我々)は
どのようにすればい良いのか?
あくまでご本人の
自己決定を尊重するのであれば、
身体機能の
低下による寝たきりや廃用症候群の発症、
それに伴う介護負担の増加には眼をつぶる
ことになります。
一方、ご本人の健康を守る
ためにご家族の意向
を尊重するのであれば、
ご本人には不本意を我慢
して貰う事になります。
支援者としてケースに向き
合った以上、これら
2つの方向どちらかを選択する事に
ならざるを
得なくなります。この2つの方向は一見真逆

向いていて、交わる事が無いような気がします。
ですが、捉え方や考え方を変えると少しだけ
ですが
局面が変化してきます。その為には
【受け入れる】という
姿勢が重要になります。

受け入れると言う姿勢を、本事例に即して
言うと、
「リハビリをしたくない」という
自己決定の結果
を受け入れるのではなく
「リハビリをしたくない」という
自己決定を
しているご本人
を受け入れるという事です。
同じように「リハビリをしてほしい」と
考えているご家族
の意見を受け入れる
のではなく「リハビリをして
ほしい」と
考えるご家族の気持ちを受け入れること、
そして意向と意見が対立しているご本人と
ご家族
さんの関係を受け入れるという事です。
つまり、ご本人とご家族さん、そして両者の
関係
そのものをふわっと受け入れる事です。
この「ふわっと」というニュアンスには
「価値判断をせずに」
という意味を込めました。

つまりどちらが良いか悪いか?
ベターかアンベターか?は判定せずに
関わるという事です。
その中であれば自己決定
という行為も尊重
しなければならない結果ではなく
「関係性の中で
現れた一つの要素」として相対
する事が可能と
なります。その中でこそ、
支援者はご本人とご家族
との関係性の中で関わる
という立ち位置を
キープする事が可能となるんです。
ようやく関わるという言葉に行き着きました。
来週は、いよいよ「関わる」ことについてです。

それでは皆様、お元気にお過ごしください。
See You Next Week!!

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