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【自転車奔走記】「認知症を考えよう」#25。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第144回。

ゴールデンウイークも終盤ですね。
今年は所謂“分割”状態だったので少々
物足りない
感もあったのではないでしょうか?
ワタクシと言えば、往来の出不精に加えて、
大の人ごみ嫌い!!おまけに生粋の雨男でも
ありますので、自宅でおとなし~く晩春の
惰眠を貪っています。加えて、今年は例年に
比べて肌寒い日が多くて、
自転車行脚に
でかけるのも億劫な状態でして…
と、
色々な表現で文章にしてはみましたが、
要するに「
動かざる事山の如し」の日々。
三浦雄一郎さんが、御年80歳でのエベレスト
登頂
を目指して、通称“アイスフォール”と
呼ばれる氷河地帯
で高所順応の訓練を
されている映像を、山の如く
寝転びながら
見入っているワタクシ。
万年雪が降り積もって
雄大な氷河になる事を思えば、
万年脂が
堆積して見事な“霜降り腹”となった我が身。
加えて毎年のように隆起を重ねるワタクシの
“腹三連峰”
艶やかな山肌を愛でながら
始まります【富腹三十六景】、、
もとい!
【自転車奔走記】始まりです!
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今週も事例文には記載されていないけれど、
必要な情報とは?について考えましょう。
項目別に色々考えてきましたが、残り僅か!
生活活動に関する情報】からスタートです。
ここで言う“生活活動”と言うのは、身体機能
応用動作とお考え下さい。
「応用?」と首を傾げる方も多いと思います。
一般的に
“身体機能”とは、筋肉や骨、関節など
ヒトの身体の
基本的動作の事を指します。
関節を例にとりますと、
骨折や長期間の
動作制限(関節を動かせない等)により、
関節が
上手く“曲がらない”症状を呈する場合があります。
よく“関節可動域制限”という言葉が使われますが、
読んで
字の如く「可動域」に制限が生じる症状。
膝関節であれば、伸ばした時の角度は
180度、
椅子に座って足を床に付けた状態で90度、
正座を
した時は約10度以下になりますよね。
それらの角度が“制限”を生じる、つまり足を
伸ばしても
膝裏の角度が180度にならなかったり
する状態です。
仮に膝関節が伸び切らない
可動域制限があった場合、
体の重心位置を定める
事に慣れないと立位が非常に
不安定になります。

この状態に下肢の筋力低下が加わると、立つ、
歩くと言った動作も困難に
なる場合があります。
長時間立ち続ける事や歩く事
が困難と言う事は、
掃除や洗濯、食事の準備等の
日常生活に必要な
活動をすることにも影響を及ぼし
ますよね。
つまり現状の【身体機能の状況】で
暮らしや
仕事などの社会生活を送る上で問題となる
活動を
抽出する事が「生活活動に関する情報」となります。
生活活動と一言で言いましたが、排泄や食事と
言った生理的
に必要なもの、掃除や買い物、
調理等の生活を維持していく
為に必要な活動、
更には外出や仕事なども含みます。
事例文(先週記事参照)には、「食事・更衣等の
動作はゆっくりであるが
促せば自分でできる。」
という記述があります。
この記述から生活活動は
なんとか自分でできるという
状態像を想像する
事ができますが、「動作がゆっくり」
になって
いる原因が不明ですよね。この場合動作緩慢の
原因は何なのか?を考える事が重要です。

緩慢の原因は先程お話しした関節の可動域等の
身体機能
が原因なのか?もしくは他の原因が
あるのか?を明らか
にするために、詳細な
身体の情報が必要となります。
生活動作の情報から身体機能の像を類推する
事が
可能なんですね。逆から言うと、
身体機能の詳細な
情報があれば、その方の
生活活動の像はある程度
類推可能です。
これが
【応用】という言葉の真意

これらから、生活活動という実際の生活の
場での
活動能力と身体機能に関する情報は
密接に関連
している事が分かりましたが、
関連する情報はこれ
だけではありません。
それが【心身に関する情報】
です。
【心身】と言う言葉を使いますが、
認知機能や実行機能などの脳機能、鬱等の
精神状態に関する情報とお考え下さい。
例えば、身体機能的に特段の問題がなくても、
脳機能の障害で認知症の症状を発症している
方であれば、生活に必要な活動が上手く
行えない事
も多々あります。例えば、歩いて
買い物に行く事
はできるが、関係ないものを
購入してしまい食事の準備ができない
(→心身機能に問題がある)となると、
生活活動には
支障が生じていますよね。
つまり、身体と心身の
機能は日常生活に
必要な活動とは両輪で
あると言えます。
事例文では「3年前より物忘れが増えた。」
「半年位前から一日中何もしないで過ごす
ようになっている。」など
といった心身に
関する情報が記載されています。

今までお話ししてきた事を言い換えると、
【生活活動】
という私達が当たり前のように
過ごしている日常生活の
諸場面を【身体機能】
そして【心身機能】という項目に
分けて考察
していくことで、生活を成り立たせる要素

分析する事になります。
そして、この生活
活動にもう一つ重要な関連項目が
あります。
それが最後の項目【環境に関する情報
です。

と言う事で、今週はここまでとします。
次週【環境に関する情報】と全体のマトメを
していきますので、請うご期待!
See You Next Week!

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