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【自転車奔走記】「認知症を考えよう」#24。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・143回。

いよいよゴールデンウイークですね。
今年のゴールデンウイークはいい陽気だそうで、
絶好の行楽日和になりそうです。
アベノミクス効果!?
もあって、観光地は
どこも大賑わいでしょうね。
皆さま、存分にお楽しみ下さいネ。
ところで、行楽とも関係あるお話しなんですが、
実はワタクシ、筋金入りの雨男なんですね。
ワタクシが旅行や行楽の計画を立てると、
ほぼ確実にレイニーブルーデイになります。
まあ、下手な天気予報よりも正確ですね。
以前釣りが趣味だった時期があったんですが、
不思議な事に雨降りの方が魚は良く釣れるので、
その分「雨男であること」に有難味は感じましたが、
自転車が趣味になってからは、、ねぇ、一昨年
ほぼ半年かけて準備したMTBのレースは
台風並みの大雨に見舞われ、まさに泥水地獄を
味わい、また思い立って自転車に乗って出発
すると、
大概2時間以内に雨が降り出す始末
生れてこのかたずっと“雨男”ですので、今や
さほど苦痛にもなっていませんが、友人は
ワタクシと出かけるとほぼ雨になるので、
一緒に
行動したがりません。
ですので、このゴールデンウイーク中の
ヒロモリは
おうちでじっとしています。
皆さま安心してお出かけ下さいネ。
と、ワタクシの赴くところは、
吹けよ風、呼べよ嵐!
おまけに体型まで
そっくりになりつつあるケアマネ界の
“黒い呪術師ブッチャーヒロモリ”が
お送りします
【流血暴走記】…ではなく
【自転車奔走記】試合開始、カーン!
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今週も引き続き事例文には記載されていないけれど、
是非とも必要な情報は何か?について考えます。
これまで
(1)本人に関す情報
(2)家族に関する情報
(3)経済・家計に関する情報
(4)介護・福祉の制度利用状況
について見てきました。
今週は
◎疾患と医療に関する情報
◎身体に関する情報
について見ていきますね。

情報項目もようやく中間地点ですので、
事例文を再掲しておきますね。
【事例】
Jさん(83歳・要介護2)は妻(78歳)と
二人暮らし。
Jさんは退職後写真撮影を
趣味としていた。以前から血圧が高く
3年前より物忘れが多くなった。
半年くらい前から一日中何もしないで
過ごすようになっている。
食事や更衣などの動作はゆっくりで
あるが、
促せば何とか自分でできる。
最近,入浴を嫌がるようになる一方
時には浴槽から出ようとしなくなる
ことがある。排泄が上手くできなく
なり、
衣類を汚したり、トイレ以外の
場所で排泄することもある。
妻は献身的に夫の介護をしてきたが、
夫は妻の介護に対して
拒否したり、
怒りだしたりする事も近頃増えてきた。
妻は介護の手助けや相談に乗ってくれる
人が近くにいないため
疲れ果てている。

先ずは◎疾患と医療に関する情報について
事例文を見てみましょう。
事例文中では、具体的な病名や診察状況は
触れられていませんが
「以前から血圧が高い」
3年前より物忘れが多くなった」
などの
記述が見られます。この、血圧が高いや
もの忘れ
と言った単語から、脳血管障害や
認知症という病名を
ついつい引き出しがち…
ですが、それは素人判断と言うもの。
情報収集の際にはしっかりとした事実確認、
つまり医師の診断が
必要になります。
事例中のJさんに関して言えば、血圧が
高い
という事実があるにも関わらず高血圧
という診断がついて
いない以上、早期の
受診が必要になるという事になります。
この高血圧を例にとりますと、高血圧にも
原因が今一つ
はっきりしない“本態性高血圧”と
何らかの原因疾患によって
引き起こされる
“二次性高血圧”があります。また皆さま
よく御存じとは思いますが、高血圧は
動脈硬化や脳疾患、
心臓疾患などの発症
リスクを引き上げる存在です。
つまり、高血圧症の方はそれらの合併症の
有無に
ついて十分考慮する必要があります。
もし「血圧が高い=高血圧」と、ご本人や
支援者が
深く考えずに類推してしまうと
どうでしょうか?先程説明した
様々なリスクを
無視してしまう事となり、今後非常に重篤な
状態を招いてしまう恐れがありますよね。
高血圧を例にとってお話ししましたが、
結論を言うと
体が資本というコト。
健康状態を悪くする(している)
最大の要因
である身体の変調や怪我などを把握して
おかなければ、それこそ行き当たりばったりの
ケアや
支援に陥ってしまいます。
ですので、情報収集の場において病気や医療に
ついての
情報収集は非常に大切、もしかすると
一番重要な項目
かもしれません。

実際の情報収集の場では、主治医からの
診療情報提供書」や介護保険認定調査時の
「主治医意見書」
を参考にしながら情報収集を
行います。また、可能な限り
主治医と面談して、
様々な情報や療養上の指示を受けます。
そうして集められた情報を整理していくんです。
以前罹った病気・怪我や現在治療中の病気・怪我
という疾病に関する情報、内服中の薬についての
情報、
通院頻度などの情報、そして禁忌事項、
例えば糖尿病
の方のカロリー・塩分等の制限、
人工関節手術後の方の
動作制限などがありますが、
療養上「してはいけないこと」「
守らなくては
いけないこと」の情報も大切です。
これらの情報をベースというか、常に念頭に
置いてケアや
支援に当たる事が、健康状態を
維持向上していく際の
マストな姿勢ですね。

続いては◎身体に関する情報です。
事例文では「食事や
更衣などの動作はゆっくり
であるが促せば何とか自分
でできる」と
記載されています。ですがこれだけでは十分
ではないんです。何故かと言うとゆっくりの
原因が
明確ではないからなんです。
筋肉や骨の問題なのか?
あるいは神経系の
問題なのか?が分からないですね。
対象となる方が、身体的にどれくらいの
能力を持っていて
リハビリテーション等で
どの程度回復するポテンシャル
があるのかを
把握しておく事は、今後のケア計画を
立案して
いく上でのベースになる事柄なんですね。
ここで言う「身体に関する情報」とは、
立つ、歩く、座る
などの基本的な身体動作の
事を指します。“歩く”と言う
動作を例にとると
一人で歩く、杖をついて歩く、
体を支えて
もらって歩く、手すりを伝って歩く
等々、
思いついただけでこれだけの動作像があります。
さらには「段差を越える事ができるか?」
「どれくらい
の距離を歩けるか?」
「歩く時のふらつきはあるか?」
「痛み等はあるか?」などの歩行時状態に
ついても情報を収集していく必要があります。
これらの
身体動作の状況を細かく知ることで、
動作に合わせた
自助具や補助具の選定、
動作しやすい環境整備、
必要なリハビリ
テーションの内容、そして転倒等の
リスクの
把握が可能となります。
また、この身体に関する情報は先に話した
疾患と
医療に関する情報と密接にリンクして
いますが、
このお話はもう少し後、先ずは
情報収集を完遂する
ことを目指しましょう。

と言うところで今週はここまで、来週は…
◎生活活動に関する情報
◎心身に関する情報
について考えていきましょう。
では、See You Next Week!

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