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【自転車奔走記】「認知症を考えよう」#20。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・139回。

いよいよ今日で3月も終わり。
明日から4月&新年度の始まりです!
気持ち新たに、頑張っていきましょう!
ところで、今年の春は何か少々おかしいですね。
寒暖差や花粉、黄砂の飛来などは例年通りですが、
その程度が極端な気がします。
汗ばむくらいの陽気かと思えば、思わず身震い
するような小寒い日だったり。
気候が落ちつかない為か、気分もなにか
しっくりこない
毎日が続いています。
こんな時こそ運動で発散!と意気込んで
みたものの、
自転車で走りだした途端、
向かい風と花粉のダブルパンチ

10分もしないうちに退散と相成りました。
「まだまだ春は遠いなぁ」と独り呟きながら、
結局ストレス発散に名を借りた暴食・爆睡の
毎日…
花見よりハラミ、桜よりもサクラ肉が
大好き!
待ち遠しい春爛漫に先駆けて
腹満タンが決め手
のケアマネ・ヒロモリが
お送りします【自転車奔走記】
始まりです!
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「関わるケア」を考えていく第一歩として、
事象における
要素とその関係性を明らかにして
いく作業が必要となり、
先週は事例をお示しして、
その事例を成り立たせている
要素を事例文の中から
書き出してみました。
加えて、事例文には記載
されていませんが他に是非とも
知っておきたい
情報をお考え下さるよう宿題!?を出しましたね。
皆さま、どうでしたでしょうか?

一般論として、収集できる情報の量は多ければ
多いほど
良い反面、情報量が多いほど
その整理に膨大な手間がかかり、
却って情報整理に
支障をきたす事も少なくありません。
また収集できる情報は量・質ともに限りがあります。
そこで、情報収集の際によく使われるのは、
収集すべき
情報の内容について必要最低限の項目を
決めておいて、
その項目について情報を
収集していくという手法です。
この手法を使えば、情報収集・整理の効率化、
情報収集
の際に現れがちな情報内容に関する
個人偏差の均質化、
そして複数ケースを横断しての
情報分析が可能となる
等のメリットが挙げられます。

以上の事柄を踏まえて、介護・福祉の現場では
様々な
情報収集と分析のツール
(「アセスメントツール」と言います)

使用されています。先日お話しをしたICFも、
アセスメント
ツールとして考える事もできますね。
では、介護福祉の現場ではどんな内容の情報を
収集するのか?
実際、数種のアセスメントツールが
あり、細かく見ていくと内容は
それぞれ違いますが、
収集すべき情報の大枠は、
ほぼ共通していて、
本人情報(氏名や住所、生年月日など)。
家族情報(同居家族や親族の状況など)。
経済・家計情報(生活収支などの情報)。
福祉制度利用状況(介護等の利用状況)。
医療に関する情報(既往歴・内服薬など)。
身体に関する情報(身体の運動機能など)。
生活活動の情報(基本生活活動の内容)。
心身に関する情報(認知症などの状況)。
環境に関する情報(住居や在住地域の状況)。
といった以上の項目が一般的です。
そしてこれらの項目ごとに
()内で例示した
ようなさらに具体的で詳細を収集していきます。

身体に関する情報では、麻痺の有無や関節の
動きの状況を部位ごとに、
生活活動に関する
情報
では、歩行をはじめ排泄や入浴、
更衣などの
基本動作や調理、掃除、買い物、
物品管理など日常生活を送る上で
必要な
活動について、現在の状況などの情報が
集められます。
結構な情報量になるんですが、
実はこれらは【必要最低限】!
しっかりと
した支援を提供する為には、最低限これらの
事柄
を把握しておかないと駄目なんですね。
例えば(在住地域の情報)なんて、ご本人様
とは直接関係
なさそうな情報ですが、
近頃よく耳にする「買い物弱者」、
食糧品等の
買い物に困っているケースで考えてみると…
「買い物ができない」ということは、
(1)寝たきり等の理由で、
   自分で買い物に行く事ができない。
(2)ある程度は動く事ができるが、
   行動可能範囲に店舗が無い。
(3)金銭的な理由で物を買う事ができない。
「できない」という言葉のウラには、思いついた
だけでも3つの
理由が想定できます。
(1)の場合、ご本人様の身体状況、
(2)は地域の状況、(3)は家計の状況が
それぞれ
原因となります。

実際のケースでは、色々な個別の事柄が
複合的に絡み合って
事象を形成していますので、
尚の事幅広くかつ的を得た
情報の収集が
必須になるんですね。
以上が情報収集についてのお話しです。
では、先の事例に沿って考えてみましょう!
…と言いたいところですが、今週はここまで。
来週は、今週進めた情報収集の方法に則って、
先の事例にとって必要な情報を探っていきます。

それでは、また来週お会いしましょう。
See You Next Week 

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