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【自転車奔走記】「認知症を考えよう」#11。

 【ケアマネの自転車奔走記】連載・131回。

松飾りも取れて、いよいよ冬本番です。
寒く乾燥した日が続きます。
くれぐれも風邪そして火の元にはご用心下さい。
正月休みも終わり、皆さまもようやく
体が慣れてきたでしょうか?
ワタクシと言えば、正月自宅にいても
特にする事はなく、
自宅に居ればお年玉攻撃で
矢折れ糧尽き…が確実なので、
なんのかんの
理由を付けて外で過ごす事が多い毎年です。
ただ、今年は比較的暖かな日が続きましたので、
久しぶりに仕事場の近くにある神社へ初詣に
行ってきました。
今年一年の無病息災と
皆の健康を祈願して参拝。
そして、おみくじ!
結果は「吉」だったので一安心。
今年も良い年になりますように…との願いも
込めつつ、
3が日は言うに及ばず、七草を過ぎても
大好きなお雑煮・お餅
三昧の毎日。
よくよく考えれば、お餅なんて炭水化物の
凝固体
なので、当然のことながら昨年より
持ち越しの腹脂肪を直撃、
正月は過ぎたのに、
腹には見事な鏡餅
万年正月、目出度くもあり
目出度くもないヒロモリが
お送りします
【餅喰い暴走記】、、、ではなく、
【自転車奔走記】開講です!!
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今週から『認知症を考えよう』の第2章に突入。
前章では、認知症の基礎疾患、つまり認知症の
症状
を引き起こす原因となる様々な病気に
ついて話しを
してきました。
で、本章では「中核症状と周辺症状」を軸に、
認知症について考えていきたいと思います。

ところで皆さま!
認知症というとどんなイメージを
お持ちでしょうか…
「物忘れや徘徊」?
「火の元が心配」?
「介護が大変」?
といったイメージが多数だと思います。
実際ワタクシが相談を
受ける時も、概ね上述の
内容の相談が多数を占めています。
ただ、相談をする側の多くはご家族様ですので、
ご本人様の状態そのものに対するご心配と、
実際の生活上で
起こり得る様々な問題に対しての
不安や負担が俎上に上がる
ことが多いんです。
では逆にご本人様の視点から考えてみましょう。
ごく初期の認知症と診断された方々で、不安を
訴えられる方は多いですね。
「ものを忘れていく事に対する不安」
「この先自分がどうなっていくかに対する不安」
そういった事を訴えられる方が非常に多いです。
認知症の症状で(短期記憶の障害)という症状が
あります。短期記憶、つまり、ついさっきの事を
忘れてしまう事なんですね。

よく接する事例に、
【食べたばかりなのに、食べた事を忘れている。】
【さっき話した人との会話の内容が思い出せない】
【さっきまで何をしていたかの記憶があいまい】
等々がありますが、想像してみて下さい。
経験した事を、どんどん忘れていってしまう事を。

例えば、
◎日記を書こうとして、どんなに思いめぐらせても
 今日経験した出来事が思い出せない。
◎何か探し物をしていた筈なのに、何を探して
 いたかを
思い出せない。
 なのに『早く探さないと!』という焦りはある。
◎さっき誰かと話をしたのだけれど、
 誰だったかが思い出せない。
私達は、時間の経過とシンクロするように経験を
積み重ねて
生きています。ある意味当たり前の
ように過ごしていた事が、
突然断ち切られる、
時間と経験の層に「空白」ができてしまいます。
もっと言えば、過去時間の自分と現在時間の
自分との間の
自己同一性についても断層が
できてしまう事になります。
「自己の非連続性」という言葉を使いますが、
さっきまでの自分と
今現在の自分が同じで
あるという、当たり前と言えば当たり前の
感覚を
失ってしまう事になります。
もう一度言います、想像してみて下さい…

そのような状態に置かれた方は、恐らく不安
というより恐怖に近い
感情を抱くでしょう。
認知症という症状
を考える時や接する際には、
表出している問題点に目を向ける
前に、
その根っこにあるご本人様の思いに目を
向ける事が
非常に重要になります。
先ずご本人様に目を向けることで、問題と
なっている行為や行動が、
問題ではなくなる
というマジックみたいな事が起こり得るんですね。
そのキーワードが冒頭にお話ししました
「中核症状と周辺症状」という考え方です。
概説すると、、、
認知症状の元になっている
中核症状と、
その中核症状に環境や性格等様々な要因が
作用する事で実生活上において表出する
問題行動(周辺症状)
という2つの階層に
分けて
考えようというものです。

次週でその考え方をもう少し詳しく
話ししていきますね。
それでは、また来週お会いしましょう!
See You Next Week 

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