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【自転車奔走記】「認知症を考えよう」#10。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・129回。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
いよいよ今年もホント―にあと僅かですね。
毎年年末は殊勝になるヒロモリでございます。
できた事&できなかった事&やればできたこと…
+面も-面も含めて、一年の総決算と棚卸をして、
悔いを原動力に換えて、新年に臨みたいですね。
と、字面では尤もらしいことを書いてはいますが、
現実の平成24年の総決算は、腹部内部保留量の
増加
に伴う健康価値ストップ安と血圧・
コレステロール高値更新
景気回復より
健康回復が緊急課題!の万年腹
ヒロモリ
お送りします【ケアマネの自転車奔走記】開講!
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今週から連載企画「認知症を考えよう」が再開。
2週ほどお休みしましたので、前回までの
お話しの大筋
をお伝えしておきます。
認知症という病気を考える際において重要な事は、
「認知症の症状」を引き起こす原因となる
病気(疾患)の
事を理解しておく事です。
「脳に何らかの異常
が生じることで、
 記憶障害や行動障害等、
認知症と
 言われる症状を呈する事になる」
という、認知症
の大まかなメカニズムのお話から、
認知症を呈する
代表的な病気、アルツハイマー病、
レビー小体病、前頭側頭葉変性症
3つを
取り上げて、病気の特徴やメカニズム等に
ついて
お話しをしてきました。

今週は、上述の3疾病以外の認知症症状を呈する
病気について「
パーキンソン病」を取り上げます。
「パーキンソン病」という病名は、比較的
よく耳にする機会が
多いのではないでしょうか?
モハメド・アリ氏や
マイケルJフォックス氏など
著名人の患者さんがいる事も良く知られていますね。
このパーキンソン病ですが、脳細胞の変性により
神経伝達物質の
異常が生じることで、運動機能に
障害が生じる病気で、近年
原因の特定に
近づいているも、根本的な部分は
未だ
はっきりせず特効薬的な治療法もない病気です。
このパーキンソン病の特徴は運動機能の障害で、
振戦(安静状態でも手や体が震える)
固縮(筋が固まって動かしにくくなる)
無動(動作の開始が遅れ、ゆっくりとなる)
等の身体運動に関わる症状が特徴的です。
上述のように、パーキンソン病は体の運動に
関する障害
がよく知られている神経難病の
一つですが、認知症の症状
も合わせて出現する
ことは意外に知られていないんですね。
パーキンソン病の精神症状としてうつ状態や
感情鈍磨
(感情が鈍くなる)などがありますが、
それらとは別に記憶
や認知機能面で色々な障害が
でることも報告されています。
代表的な認知症症状というのは無いのですが、
記憶の低下や
人物や場所の認識等、認知機能に
関わる様々な症状が出現
することがありますので、
それらの症状をおおまかな「認知症」
という
括りで判断する事となります。
そしてこの病気のもう一つの特徴として、
パーキンソン病の
主症状である振戦、固縮、
無動等が別の病気や障害
を伴った事により
発症する場合があります。

例えば、脳血管障害等の脳の障害から上述の
パーキンソン病の
特徴的症状=パーキソニズムを
呈する症例が
あります。その場合パーキンソン病
ではないが、パーキンソン病
の症状があると言う
意味で「パーキンソン症候群」と呼称されます。
原因の疾患があり、その結果パーキソニズムを
呈すると言う意味で、
認知症と原因疾患の
関係によく似ていますよね。

これらのパーキンソン症候群を含めて
「パーキンソン病」を
考えると、認知症状の
発生率が統計的に高くなる事も理解できます。
例えば、レビー小体型認知症の原因となる
レビー小体病は、
パーキンソン病に非常に
よく似た身体症状(運動機能障害)を呈する
事が知られています。ただ、パーキンソン病に
なると認知症の症状が発生するか?
というと、完全イコールではなく、
そのようなケースがあるという
表現が正確です。
つまり…
パーキンソン病=認知症という図式ではなく、
脳に関する病気や障害を発症すると、認知症の
症状を
呈するケースが他の疾病と比較すれば
多くなるという意味なんです。

以上、
認知症の症状を呈する病気についてでした。
皆さまにご理解いただきたい!のは、
認知症には必ず原因となる病気や障害

存在するという事です。
その意味で認知症は病気なんです。
決して
性格や人格の問題でもなく、
また高齢者特有の症状でもないんです。
言い換えれば、誰にでも起こり得る症状で
あり病気だという事です。
この原則をご理解いただいたうえで、
次章「中核症状と周辺症状
という考え方へと
お話しを進めていきます。
この考え方は、
認知症に対するケアは勿論、
治療の継続過程においても
非常に重要です。

と言う事で、、、
2012年の【自転車奔走記】はこれにて終了!
いつもご覧いただいている皆様がたに、
あらためて感謝申し上げます。
今年も一年ありがとうございました!!
年が変わっても、ボルテージと腹周りは不変。
2013年も引き続き宜しくお願い致します。
では、See You Next Year

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