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【自転車奔走記】「認知症を考えよう」#4。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・121回。

急に寒くなりましたね
ちらほらと、ワタクシのまわりでもマスクを
付けている方の姿が目立つようになってきました。
冬の入り口、皆さま体調には十分注意して下さいネ。
ところで冬の風物と言えば何が思い浮かびますか?
雪景色や炬燵、色々な物があると思います。
因みにワタクシにとって冬を感じる風物は、
なぜか「プロ野球選手の自主トレニュース」!
選手の自主トレ開始で冬を感じるのが我流の
〝木枯らし1号〟なんです。
そう言えば今日は、熱田神宮から伊勢神宮を
目指して、
伊勢路を駆け抜ける全日本大学駅伝。
沿道に声援がこだまする熱い一日。
ワタクシの母校も今年は出場するみたいなので、
久しぶりに応援に行こうかな?と思っています。
選手の熱走を観戦した後は、当然伊勢の名物巡り!
餡と餅を堪能してきます、と、
毎年毎年懲りる気配もない“冬眠準備”
腹脂肪の
大量増員計画鋭意実行中のヒロモリが
お送りします
【自転車奔走記】スタート!
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今回から認知症症状の原因となる代表的な
病気や
疾患についてのお話しをしていきます。
まずは【変性疾患】、脳神経細胞の変性を
伴う病気
を取り上げていきます。
今週は「アルツハイマー病」について。
恐らく、皆さんが一番よく目に耳にしたりする
機会の
多い病名だと思います。

◎メカニズム
この病気の特徴は、大脳や海馬(記憶を司る
脳の器官)が
委縮していくことです。
委縮、つまり脳が縮んでいくような
状態に
なるんですね。このことにより正常な脳の
活動が
行えなくなり様々な症状や障害が発生。
30代~40代でも発症する事があり、
決して高齢者だけ
がかかる病気ではありません。
また、進行性の病気
である事も特徴です。

◎症状と進行
発症の初期は「もう年だから」と本人も
周りも納得
できる程度の物忘れが出現します。
状態観察だけでは
所謂、年相応の物忘れと
明確な区別がつきにくいんですね。
この段階では、日常生活でやり慣れた活動
(入浴や食事など)
は特に問題なく行えて
いるのですが、徐々に病気が進行すると、
短期記憶、ついさっきの出来事を忘れて
しまうように
なります。
例えば、食事が終わったばかりなのに
「まだご飯
を食べていない」と訴えたり
するような状態をさします。
そしてさらに進行すると、中・長期記憶、
昔の事や
長期にわたって保持されてきた
記憶にも障害が
及ぶようになります。
例えば家族の顔を忘れる、
自分が住んでいる
場所を忘れる等が挙げられます。
また、中長期に渡って保持されてきた
記憶ですので、
所謂手続きの記憶も障害を
受けます。手続きの記憶
とは、物事を遂行する
際に必要かつ、長年の生活において
身に
付けてきた(物事活動を遂行する手順)
とお考え
下さい。例えば買い物をする際には、
○買いたいもの、買うべきものの内容や量を考える。
○何処で何を買うかを考える。
○行き先のルートや移動手段を考える。
○大体の費用を見当する。
○目的の店へ行く。
○商品を選ぶ。
○代金を支払う。
○買ってきたものを整理する。
○家計簿等の会計整理をする。
ざっとですが、私達はごく自然に大体これらの
事柄を考え、
判断しながら行動している筈ですね。
でも!
これは予め与えられた本能的能力ではなく、
生活をしていく上で獲得していった能力です。
しかし、脳萎縮が進行し、記憶や色々な脳の活動が
障害を受けると、これら一連の活動を順序立てて
行う
事が非常に難しくなり、何か活動する際に
計画的に行動する事が
できなくなるんです。
例えば同じものを何度も買ってくる、
必要ない
ものを買ってくる、支払ができない、魚を
八百屋で
買おうとする等々の行動障害が
観察される事があります。

この他にも調理ができなくなるや掃除や物の
管理ができなくなる
等の症状が現れる場合も
多いですね。
以上は活動上の障害ですが、
症状が更に進むと、これらの障害が
生活習慣に
まで影響を及ぼすようになります。
・服の着方が分からない。季節に応じた服を選べない。
・歯磨き、洗顔等の整容ができない。
・トイレができない。
等々、習慣として身に付けてきた活動にも
影響が生じます。
そして更に進行すると、
歩行や摂食、会話等の身体機能そのもの
にも
障害が及ぶようになり、最終的には
寝たきりの状態
になります。

◎治療など
現在のところ、治療は非常に困難とされています。
ただ、MRI等の画像診断で早期に発見できれば、
薬で病気の進行を遅らせる事も可能になってきています。
ですので、早期の発見と対処が非常に重要になります。
・「物忘れが多くなってきた」事を周囲の人が感じる。
・今まで普通にできていた事を失敗するようになった。
・今まで興味を示していた事に急に無関心になった。
怒りっぽくなった。
身だしなみがだらしなくなってきた。
等々、代表的なものを列挙しましたが、
とにかく「あれっ?」
と思ったら、可能な限り、
できる限り早期に医療機関へ
受診するようにして下さい。
全国各都道府県には認知症専門医
という、認知症の
診断治療に関して信頼できる医師がたくさん
いらっしゃいますので、安心して任せられます。
また「何処に行ったらよいか分からない」と言うので
あれば、お住まいの地区の地域包括支援センター
ご相談下さい。認知症専門医のいる地域の
医療機関の情報
を教えてくれますし、ご本人様が
医療機関へ行きたがらない、
受診拒否というケースの
相談にも応じてくれます。

◎まとめ
・アルツハイマー病は、脳細胞の変性により脳が委縮する病気。
・記憶障害が主な症状で、進行性。最終的には寝たきりになる。
・早期の発見と治療で、進行を遅らせる事も可能。

今週はアルツハイマー病についてお話しをしました。
次回は【レビー小体病】についてお話しをします。
では、また来週お会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK!

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