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【自転車奔走記】「認知症を考えよう」#5。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・122回。

寒くなってまいりました。
皆様、風邪はひいていませんでしょうか?
そろそろインフルエンザの声もちらほらと
聞こえてきていますが、
予防接種がまだの
方は、くれぐれもお早めにして下さいネ。

ところでワタクシ、本日スタッフ旅行の
真っ最中!今頃は仲間たちと楽しんでいるはず。
という事で、このブログは金曜夕刻に書いた
ものですので、どちら様も悪しからず…です

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ワタクシには11
月の恒例行事があります。
毎年何かと楽しみなこの行事と言っても
大した
事ではないんですが、それは手帳選び。
近頃はタブレット端末やスマホの手帳アプリ
なんかを
利用活用されている方も多いようですが、
ワタクシは
根っからの手帳管理派!
自身のスケジュールやちょっと
したメモ等々、
携帯電話と同じくらい大切なツールなんです。
ちなみに毎年新調するする手帳は2つ。
一つは仕事用の手帳

そしてもう一つが1月始まりのプライベート用

仕事用は実用一点張りになるので、毎年同じ
タイプの
使いなれた手帳ですが私用は別なんです。
毎年毎年違ったタイプの手帳を使っていまして、
今年はスケジューラータイプの小さな手帳でした。
来年は思い切って11ページタイプの手帳に挑戦?
などとカタログを見ながら独り楽しんでいます。
元々日記をつける習慣が無いと言うか、
継続性が皆無
の性格ですので、私用の手帳は
貴重な「ワタクシの記録」
になります。
実際には大したことはメモして無いんですが、
何年か前の手帳を捲ってみると、色々な事が
思い出されて
それはそれで結構楽しいんですよね。
試しに今年の私用手帳を捲ってみると・・・、
「○○ラーメン店・電話×××―□□□□」
「○○風カップラーメン・何処そこで発見!」
……食物の情報ばっかじゃねーかー
と、
わが身を振り返り嘆息する年の瀬も間近、
♪今年のアブラことしのう~ち~にぃ♪
も間に合いそうにない“万年脂”ケアマネ、
ヒロモリ
がお送りします【自転車奔走記】スタート!
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今週は「レビー小体型認知症」についてのお話。
あまり聞き慣れない病名かもしれませんが、
実は日本では
アルツハイマー病、脳血管障害に
このレビー小体病を合わせて
3大認知症”を
呼ばれる事もあるぐらい患者数の多い病気で、
これからこの病名を聞く事も増えてくると思います。
では、早速お話しを進めていきましょう。

【病気のメカニズム】
病名にもなっている【レビー小体】というもの。
これは、神経細胞
の中に現れる円形の異常物質
(「封入体」と呼称するそうです。)
とお考え下さい。
このレビー小体と呼ばれるものですが、
神経細胞内に
出現すると細胞機能が変化してしまいます。
脳幹部の神経細胞にレビー小体が出現してくると
「パーキンソン病」
になり、そのレビー小体が大脳皮質、
つまり脳の大部分に及ぶと
「レビー小体(型認知症)病」
となり、色々な症状が出現します。
現在のところ、このレビー小体が出現する
プロセス等は
よく判っていないそうです。

【症状と進行】
認知機能の障害が現れると言う点でアルツハイマー病と
同じ
認知症疾患の一つとなりますが、このレビー小体病の
特徴的な症状をいくつか挙げる事ができます。
先ずは幻視(幻覚)です。
この幻覚(幻視)は発症初期から現れる症状で、
かなりリアル
で生々しい内容の幻視を体験するそうです。
例えば、「虫が壁を
這っている。」「子供が部屋の中で
遊びまわっている」等々、等身大
のリアルな“幻”を
体験します。時には既存の人物が現れる事も
あるそうで、
幻視を現に体験している人にとっては、幻ではなく
現実と認識されるぐらいのリアリティーを持っています。
次に特徴的なのが運動機能障害と呼ばれる症状です。
「病気のメカニズム」の欄でパーキンソン病を
挙げましたが、
レビー小体病によって出現する
運動機能障害はパーキンソン病
における機能障害と
ほぼ同じ内容になります。
運動機能障害では
(歩行障害)が最も目につきやすい症状です。
小刻み歩行(歩幅が極端に狭くなる)、
前傾歩行(前のめりで歩く)、
引きずり足(足を引きずるような、
すり足での歩行”がよく観察されます。
また「最初の一歩がなかなかでない」事や、
「すぐにつんのめる」
等の状態もよく出現します。
これらの歩行機能障害は“易転倒性”つまり
「転びやすい」状態をもたらします。
結果、転倒等の事故や活動不活発
による筋力や
体力の低下等の問題が生じる事リスクが高まります。
その他にも猫背の姿勢や手足の震え、
筋肉の強張りやそれに伴う
動作緩慢等の症状が
出現する事もあります。
その他のレビー小体病で
特徴的な症状に自律神経機能障害
挙げる事ができます。
この自律神経機能の障害からくる症状に
(血圧の大幅な変動)があります。
通常、人間の血圧が変動するのは
当たり前と言うか
自然な事なんですが、自律神経の障害による
引き起こされる血圧変動は「異常変動」と
呼ばれることもあるように、
通常の変動レベルを
はるかに超えた動きをします。
結果として急激な
血圧低下による失神等の
症状が現れるようになります。
その他自律神経の障害によって、排泄障害や
発汗異常、
も現れる事が知られています。
その他にも一日の中で、興奮や錯乱、無気力や
傾眠などの状態
が入れ換わり現れる
気分や態度の変動などの症状もあります。
また、発症初期にうつ的な状態になったり、
記憶障害や行動異常
などの症状も出現する事があります。
このレビー小体病の診断ですが、MRI等の
画像診断だけではなかなか
判りにくいとされていて、
出現している諸症状や色々な検査データ

総合して診断が行われています。
そして、予後(回復の見込み)ですが、
あまり良くないとされています。
理由は、レビー小体の発生原因や治療法等が
まだ十分確立されて
いない事もありますが、
それよりも先程述べたように、【診断が難しい】
事が
大きな理由とされている様子です。
レビー小体病に限らずですが、
発症した病気の
症状や進行度は人によって様々ですので、
早期に
レビー小体病の診断ができる状態や条件が
整っていれば、進行を
遅らせる等の治療効果も
期待できるそうですが、例えばパーキンソン病

診断されていたが実はレビー小体病だったと言った、
非常に類似性の
高い症状を持つ他の病気と
区別がつきにくいことから、治療開始が
遅れてしまうと
言った事もあるそうです。また、レビー小体病の
進行速度や
進行度合いは人によって様々なので、
一概に述べる事ができない事も
影響を及ぼしていますが、
一般的には病気の進行に伴い認知機能障害や
運動機能障害が悪化し、寝たきり等の状態に
なる事が多いとされています。

【治療など】
現在のところ、レビー小体病そのものの直接的な
治療法は確立されていない
ようです。
ですので、出現している運動機能障害や幻視幻覚などの
認知機能障害
に対しての治療をする事になります。
ただ、この病気は薬剤に対する反応が
過敏に出現する
事が多いそうです。特に向精神薬投与への過剰反応が
特筆されています。ですので、投与する薬の種類や
量を微調整しながら
治療をすることになります。

【まとめ】
○レビー小体という異常物質が大脳の神経細胞に
 出現する
事により色々な障害が引き起こされる病気。
○幻視・幻覚等の認知障害、小刻み歩行などの
 運動機能障害、
血圧の異常変動等の自律神経機
 能障害などの症状が特徴的
に出現する。
○現在のところ、発生原因や治療法については未確定。
 また、診断が難しい。

以上、レビー小体病(型認知症)についてでした。
次回は【前頭側頭型認知症】についてお話しをします。
では、また来週お会いしましょう。
See you next week , bye 

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