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【自転車奔走記】悪質商法にご注意!

【ケアマネの自転車奔走記】連載・120回。

住宅改修のトラブルにご注意!
今週は認知症についてはちょっとお休み。
住宅のリフォームに纏わるトラブルについてです
と言いますのも、先日ワタクシの在籍する
地区担当の地域包括支援センター
主催の勉強会で、
住宅リフォームに関するトラブルへの
注意喚起が
あったからなのです。
どのような内容か?と言いますと、
リフォーム業者が直接高齢者のお宅を訪問し、
手すりの取り付けや段差の解消などの
介護リフォーム
を提案します。
その際に〝介護保険の住宅改修を使う〟
事を
前提として話しを進めていきます。
工事の内容が決まると、ケアマネージャーに
連絡をして
介護保険の住宅改修の申請を
依頼するよう促したり、
或いは直接業者が
ケアマネージャーに連絡して住宅
改修の申請を
迫ったりするという手口です。

一見、特に問題は無いような気もしますが、
あえて
手口という少々キツイ言葉を
使ったのには意味があります。
そもそも介護保険制度での住宅改修を
利用するには、
色々な条件があります。
どういうものか?と言うと、
①要介護もしくは要支援の認定を受けている事。
②上限額20万円で、1割の自己負担が発生する。
③ご本人の状態に応じた必要な箇所の改修。
④住宅改修の対象となる工事には制限がある。
⑤保険者への事前相談(審査)事後報告が必要。
代表的なものを挙げましたが、これら諸々の
条件
に該当もしくはクリアをしていないと、
住宅改修費の
保険給付が受けられない
“保険給付対象外”
となるケースが往々にして
存在するんですね。
つまるところ
【正式な手続きを踏む】必要があるんです。

一般的な手続きをご紹介しますと、
Step①要介護(支援)対象者もしくは
     その介護者が住宅改修を希望。
Step②ケアマネージャー等の住宅改修申請に
     携わる事ができる
担当者と面談。
Step③担当者は・本人の状態・介護者の状況
     ・家屋の状況
を確認し、ご本人が
     どのような生活を行いたいか?
     何が原因でその希望が阻害されて
     いるか?
等々を書面記載する。
Ste④その解決の為には、住宅改修も
     含めどのような方法
が有効か?を
     総合的に検討・判断。
Ste住宅を改修する事で、ご本人の状態
     及びQOLが向上もしくは
介護者の
     負担軽減に資すると見込まれるのであれば、
     住宅の改修を仮決定。
Step⑥住宅改修の内容及び箇所を決定。
Step⑦ご本人の希望で施工業者を仮決定。
     業者と打ち合わせの上、工事図面及び
     工事費用見積書の作成を業者に依頼。
Step⑧図面及び見積書の内容をご本人と検討、
     工事内容及び
価格を判断。
Step⑨見積書に問題が無ければ、工事が
     必要な理由や改修前の写真、見積書、
     図面等々
住宅改修申請書類の作成。
Step⑩申請書類一式を保険者に持参し、
     住宅改修の事前審査
を受ける。
Step⑪保険者の指導があれば工事内容等を
     修正し、工事許可
を得る。
Step⑫住宅改修工事開始。
Step⑬工事終了後、申請書通りに工事が
     施工されたかを確認。
Step⑭ご本人と施工業者間で工事代金の
     支払い手続き。
Step⑮工事完了報告書及び代金の領収書、
     住宅改修が適切に
施工された事を
     証する写真を保険者に提出し、
     工事完了
報告を行う。
Step⑯保険者において、申請書の内容及び
     終了した工事の内容を審査。
Step⑰適切と認められれば、支払済み
     工事代金のうち、保険給付の
対象額
     20万円の範囲内で9割分を保険給付
     としてご本人に
支払(償還払い)。

かなり煩雑な手順ですが、あえて全て書きましたが、
住宅改修サービスに関しては、少なくとも、
これら一連の手続きを踏む必要があるんです。
住宅改修に限らずですが、介護保険サービスの
利用の出発点は、
あくまでご本人及びその介護者家族
の要望希望になります。
ですので!!!
介護保険のサービス事業者が突然自宅にやってきて、
「当社の介護サービスを利用して下さい」と
言う事自体があり得ない行為、
NG!なんです。

特に介護保険制度での住宅改修については、
○突然の訪問で、強引な勧誘をする。
○契約をするまで帰らないなど居座り続ける。
○勝手に工事の内容を決め、ご本人の要望を聞かない。
○工事の内容が不適切、標準以上の工事代金を請求。
○契約を解除しようとしても受け付けない、
 或いは脅す等の行為をする。
等々の被害が以前より報告されています。
特に最近は「市役所からの紹介で~」などと
身分を偽って営業をする。
「介護保険を利用したらタダになります。」
等の嘘をついたり、
「一割負担は当社で負担!」等の
法令違反を前提に持ちかける。
など、聞きかじりの知識を悪用した悪質な例の
報告も増えてきました。

これらの悪質業者に引っかかると、
○必要のない工事をされたうえに、標準より
 高い代金を請求される。
○保険給付が認められず全額自己負担になる。
 等々の被害を被る事になります。
そこで注意喚起なんです!!
○玄関を開ける前にその人の身分を確認。
○市役所職員や知らないケアマネージャーが
   突然自宅を訪問する事はまず
ないので、
   相手がそう名乗れば、疑って対応する。
○普段から、すぐに相談に乗ってくれる人、
   家族や知人、民生委員等
を確保しておく。
○拒否をしてもしつこく営業をしてくる
  ようであれば、迷わず110番通報する。

もしも契約してしまったら!!!
○すぐに市役所や地域包括支援センターへ相談。
○すぐに消費生活センターへ相談。
○すぐに家族、知人、に相談。
「すぐに!」が非常に大切です。
訪問販売の場合、一旦契約をしても、
後日クーリングオフ
(契約解除)する事が
認められていますが、有効期間(概ね1週間)が
決められ
ていますし、工事に着手してしまうと、
解除の手続きも煩雑になるので、
早めの相談や通報が大切です。

また、本シリーズで取り上げている
認知症の方でも、
その方に判断能力があると
判定されれば、締結した契約は
有効と
みなされる場合があります。
ですので、成年後見制度を
活用して予防策を
取っておくことも非常に重要ですね。
今週は、住宅改修に纏わるトラブルに
ついてご注意申し上げました。
とにもかくにも
「知らない人は家に入れない。」事が一番。
また「あれ?」と思ったら、すぐに関係機関へ
相談をするようお願いします。
では、今週はこれまで。
来週は【認知症を考えよう】の続き、
アルツハイマー病等の認知症の原因となる
病気について、
になります。
それでは、また来週お会いしましょう。
Good bye , see you next week 

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