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【自転車奔走記】「予防給付ケアプラン」#3。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・116回。

9月に入っても残暑厳しい毎日、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
ところで、この写真をご覧くださいませ!hara.JPG

実はこれ、先日たきび津事業所の駐車場で
草刈りをした
記念すべき勲章なんですね。
ちなみにワタクシ、本社唯一の男性でして、
1年に約2回、梅雨明けと夏終りに草を刈るのが、
ヒロモリの津事業所での重要なお仕事なんです。
毎年春が過ぎ、雑草が目立ち始めると、
「また草が生えてきましたねぇ」と、
そして、梅雨が明けて日差しが強くなると、
「大分草が伸びてきましたね。」
と、スタッフから草刈準備指令!?が発令されます。
草刈り機の準備
や日程の調整後、除草作戦実施!
と相成り、雑草相手の奮闘が始まる訳です。
「頑張って下さいネ」
「やっぱり男性は頼りになりますぅ」
ってスタッフの励まし(オダテ?)に気を良くしての
作業も
ナカナカ楽しいものなんです。
作業が終わり、すっきりした駐車場を見渡した時は、
感慨ひとしおだったりします。
特に9月の草刈りは、ワタクシ的には終夏宣言。
除草後の駐車場を吹き抜ける風に秋を
感じたり
なんかして、夏の終わりを満喫しています。
「カロリー高く、また肥ゆる秋」も間近!!
懲りないケアマネ・ヒロモリがお送りします
【自転車飽食期】…
じゃなくて
【自転車奔走記】、さぁ今週も開講です!!
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今週は予防給付ケアプランの第3回、
地域・行政
の役割についてのお話しです。
先週のお話しで、要介護状態になる事を予防する
介護予防サービスにおいては、ご利用者様をはじめ
家族や介護事業所、そして地域や行政が一体と
なって介護予防と言うものに取り組んで行く事
重要視されているというお話しをしました。
では、行政や地域は介護予防にどう関わってくるのか?

先ずは行政サービスですが、行政のサービスと言うと
配食サービスやオムツ等の給付等の高齢者福祉
サービス
事業などを連想される方が多いと思います。
これらの事業も非常に重要なんですが、
決して
介護予防に特化した施策ではないんですね。
確かに新予防給付事業そのものの実施主体が
市町村であるので、介護予防に関わる事業は殆ど
全て市町村、つまり行政がかかわるサービス

ある訳なんですが、今までお話ししてきた予防給付
サービスとはちょっと毛色の違う事業が
あるんですね。
その事業とは【介護予防事業】と言うものです。

この「介護予防事業」と言うのは、今までお話し
してきた
介護予防プランとは少し趣を異とする事業。
何が違うか?
今までお話ししてきた介護予防給付のサービスは
「要支援1もしくは要支援2」の認定を受けた方が
対象
という前提条件がありました。
つまり要支援認定を受けた方々
を対象として
実施するサービスなんですね。
で、今回お話しする【介護予防事業】とは、
名前こそよく
似ていますが内容は大きく違って、
前提となる条件が
「要介護・要支援の認定を受けていない
ということなんです。
法令文章では「要介護・要支援になるおそれのある者」
という言い方がされていますが、要するに
「現状では自立
した生活を送っているが、
 いつ何時何らかの介護や支援
を要する状態に
 なる危険度の高い方々」
という意味で、
これも法的文言ですが
「特定高齢者」という呼称で
区分されています。
この「特定高齢者」に対して、
○筋力の向上
○栄養改善
○口腔機能向上
○うつ、閉じこもり、認知症の予防

などの分野において、現状持っている機能や
現在の
置かれている状況を向上・改善して、
いつまでも
ご自宅で健康に生活が継続できる為の
支援(プログラム)
を実施するのが
【介護予防事業】の柱なんですね。

このプログラムは、対象者の状態に応じて通所型
訪問型等の実施形態を選ぶ事ができます。
さらにこの介護予防事業においても、対象者に
実施する
プログラムが有効かつ適切に実施される為に、
ケアプランが作成されます。
本連載でお話ししてきた
介護予防ケアプランと
ほぼ同じ内容で、目標とする状態像や
実施する
プログラムを記載して、介護予防事業のプログラム
実施効果を高める役割を果たしているんですね。
ところで、
「その特定高齢者の方はどうやって把握するの?」
という疑問が浮かんだ方々がいらっしゃると思います。
介護給付や予防給付でのサービスにおいては
【要介護認定】
という対象者把握(スクリーニング)の
方法がありますが、
特定高齢者となると、
現状自立した生活を送られている
訳ですから、
ご本人様やご家族は何ら問題を感じていないが、実は
要介護・支援状態に陥る危険が
想定されます。
いわゆる【潜在的要介護状態】と言うものです。
この潜在的な危険因子に対して、介護予防事業では
スクリーニング作業、法令では「特定高齢者把握事業」
とされている施策を行うよう定められています。
その方法は、健康診断等の機会に運動機能や栄養状態、
暮らしぶりなどについて聞き取り調査を行って、
選定
することになっています。つまり保健医療機関と
連動
して、特定高齢者の把握と選定を行う事になります。
因みに、特例高齢者と選定されれば強制的に
介護予防
事業でのプログラムに参加する訳では
ありませんので
ご安心を。
ここでも例の原則が適用されます。
例の原則って…そう「利用者本位」の原則ですね。

つまり本人意思がなければ、介護予防プログラム
参加する事はありません。
ただ、私に限らず高齢者介護に従事している者が
幾度となく経験している事ですが、
「要介護状態
は突然やって来る!」事が殆どです。
例えば、歯が悪くなって食事の量が減った方が
いるとします。
食事量の減少が体力の低下を
徐々に招きます。
体力の低下は外出や活動時の
疲労となって現れ、
外出機会の減少や散歩や
家事等の生活活動量の
低下などの現象が徐々に
進行します。
結果いつの間にか足の力が弱くなり、
今まで
何でもなかった段差で躓いて転んで骨折、
或いは人と接する機会が少なくなり、会話の
機会
が減って、自宅での閉じこもり状態になり、
うつ状態や初期の認知症の症状が出現。
「歯が悪くなっただけで、極端な!」と
お感じに
なるかもしれませんが、決して珍しい、
極端な
お話しではないんですね。

このような経緯を辿って要介護状態となった
ケースに遭遇
した事が現実にあります。
高齢者の方全てとは言いませんが、ちょっとした
体の不調が、あれよあれよと言う間に重大な怪我や
病気に繋がってしまうリスクが高齢者の方々は高い
事も厳然たる事実なんですね。
ですので、もし健康診断を受けて「特定高齢者」
選定されてしまっても、不安になったり、
否認したりせず「ラッキー!」とお考えて下さい。
何故か?
要介護状態になる事を遅らせるプログラム
受けて、何時までも元気に、楽しく暮らす事が
できる
可能性が飛躍的に高くなるからです。
つまり「転ばぬ先の杖」の諺にある杖を手に
入れる
事ができるんですから、積極的に、
楽しんでプログラム
に参加して下さい。

一度見学した事がありますが、介護予防事業に
参加されている皆様は、非常に楽しそうに運動や
体操
をして、生き生きとしてらっしゃいました。
ちょっと最後は横道に逸れましたが、今週は
行政が
行う事業【介護予防事業】についてでした。
【予防給付サービス】で要介護状態になる事を
予防するのと
同じように、【介護予防事業】で
要支援状態になる事を予防している、
ダブルブロッキングがこの施策のキモなんですね。

来週は、地域が取り組む「地域力」に
ついてお話しします。
ではまた来週、See You Next Week!! 

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