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【自転車奔走記】「予防給付ケアプラン」#4。

 【ケアマネの自転車奔走記】連載・117回。

いよいよ秋らしくなってきました。
朝晩の涼しい空気が心地良い時期です。
ですが、夏の疲れがどっと出る時期でもあります。
現実、沢山の方が体調を崩されていますので、
皆様、どうぞご注意くださいネ。
ところで、ケアマネ稼業を続けていると
面白い
事がたまにあります。
ケアマネにとって、月末のこの時期は
来月の予定の
確認と、モニタリングと言って、
ご利用者様の直近一ヶ月の生活の様子や
介護の実施状況を確認させて頂く時期なんです。
先日、とあるお宅へモニタリングにお伺いした時、
お一人では入浴が困難な事もあり、リハビリも
兼ねてデイサービスへ通っている方なんですが、
デイサービスの事を聞くと、急にご機嫌ナナメに…
よくよくお話しをお聞ききすると、隣席の方との
〝領有権問題〟
が勃発しているとの事。
「食事の時に、隣の人が私の場所にまで食器を広げ…
 私小さくなって食事をしている。
 この間その事を言ったけど
言う事聞いてくれへん。
 ヒロモリさんから言ってくれんかな?」
トラブル解決もケアマネの重要な業務なんです!
巷で騒ぎになっている事に比べれば、
小さな
領土問題ではありますが、当事者の方に
とってみれば
抜き差しならない事態。
デイサービスの担当者と話し合いをして
解決を図る
ことと相成った次第なんです。

さぁ、今週もはじめましょう!
「腹と腰の境界がアイマイ」
「顎が首の境界を侵犯している」
というツッコミを受けながら、頭、胴、腰の
境界が無くなりつつある、人体グローバリゼーションの
体現者
ヒロモリがお送りします【自虐ネタ奔走記】…
ではなく【自転車奔走記】、開講です!
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今週は、介護予防ケアにおける
「地域力」に
ついてお話しします。
介護予防ケアプランにおいては、介護サービス
事業者
等によるケアに加えて、ご本人様の
取り組みや行政、
地域の支援が非常に重要な
ポイントを占めるという
お話しをしてきました。

今回の「地域力」ですが、
一般にはインフォーマル
な支援と解されています。
「インフォーマル」、、つまり
公的(フォーマル)ではないサービス
の事をさす
専門用語なんですが、ご家族の協力や
ご近所、
友人や知人が行う協力や支援の事になります。
介護保険制度をはじめ、公的な制度はどうしても
大きな
括りでの支援提供になりがちで、
所謂「痒い所に手が届く」
サービス実施は、
なかなか難しいのが現状なんですね。
それらの痒いところ、言い換えると
「公的部分では対応できない問題」に対して、
インフォーマルな支援
は非常に有効な働きをします。

例えば!
社交的でお話し好きな方が要介護状態となり、
外出もままならなくなったケース。この場合、
急激な
生活環境(QOL・生活の質)の変化から、
ふさぎこんでしまったり、
悪いケースでは
うつ的な状態に陥る事も珍しくありません。
そんな時、気心の知れた人との会話の機会を
持つ
事は、本人の心身状況の向上に非常に
有効なんですが、
現行の介護保険制度では
デイサービス等の通所型
介護の利用ぐらいしか
打つ手がありません。
そんな時、ご近所の方が
折に触れてその方のお宅を訪問して
お話し相手に
なってくれたり、ご家族が仲の良い人

ご本人様宅まで送迎してくれて交流の機会が
途絶えないよう
協力して頂けると、
楽しみの確保が図れます。

毎日の生活に楽しみと張り合いを持つ、
つまりQOLの
維持ができることは、
身体機能(ADLと言います。)の
向上にも
重要な影響を与えるんですね。
「病は気から」という諺とおりの現象なんです。
上述はインフォーマルサービスの一例ですが、
これらの
サービスが介護に置いて重要な役割を
占める事が
ご理解いただけますでしょうか?
で、今回の「地域力」ですが、これは先程の
インフォーマルサービス
とは少し趣を異にします。
公的な制度に則らないと言う意味では
地域力」もインフォーマルではあるんですが、
「サービス」
と言うより「財」と言った方が
適切かもしれませんね。

認知症に伴って発生する症状に【徘徊】という
行為があります。色々種類があって、
行き先や
帰る先を忘れてしまったり、歩いているうちに
今自分が何処で何をしているかを忘れてしまう
迷子型や、
とくに目的ははっきりせず
ただ歩き続けるタイプなど
様々です。
早期の発見と対応ができれば大事には
至りませんが、
交通事故に巻き込まれたり、
自宅から遥か遠くで発見されたり、
最悪の場合行方不明になってしまう等の事例も
報告されていて、
それら【徘徊】への対応は、
在宅高齢者の介護において非常に
難しく、
重要な位置を占めていますが、
現行の介護保険での
在宅サービスのみでは
対応しきれないのが実情でなんです。
そこで活躍するのが【地域の力】なんですね!
徘徊をしている方を見かけたら、声をかけて
いただいたり、
自宅まで一緒に戻って頂いたり、
民生委員やケアマネに連絡をしてくれたり、
そんなちょっとしたことで、徘徊に伴う
重大事故の発生率
が大きく低下するんですね。

このような地域協力が実効的に機能する為には、
○認知症をはじめとした要介護高齢者への理解。
○民生委員や自治会長などの、身近な相談者の周知。
○介護保険制度や高齢者福祉制度の理解。
等々の啓発活動が重要なベースになるんですね。
これらの啓発活動の一翼を担っているのが、
お馴染に
なりました【地域包括支援センター】でして、
地区民生委員さん
との協議や駐在所のお巡りさんとの
連携、介護教室、
転倒予防教室、認知症教室などの
啓発活動を行ったり
しているんです。
今回のテーマは「地域力」ですが、実際はまだまだ
発展途上
ですし、地域によって差がかなり
ありますので一概に
論ずる事ができないんです。
ただ、
「地域力」の地域って、言い換えれば
我が町
のことですよね。
自分たちの町で、皆が助け合って楽しく
暮らしていける事
は、素敵なことです。
これは高齢者に限ったことではなくて、
全ての住民が
協力し合いながら、
我が町で楽しく暮らす事、
もしかすると、
地域力」とは、この事かもしれないと考えます。

では、今週はここまでとします。
次週は、予防ケアプランそして、
介護予防サービスについての
まとめになります。
それでは、皆様また来週お会いしましょう!
See You Next Week 

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