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【自転車奔走記#95】「生活保護制度」編。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・95回。

いよいよ本格的な春真っ盛り!!
いつの間にか汗ばむような陽気になってきました。
ところで、話しは急に変わりますが別府史之選手という、
世界で活躍する
自転車プロロードレーサーをご存知ですか?
2011年のロードレース日本チャンピオンで、
ロンドンオリンピックの自転車ロードレース
出場も内定、
今年はオーストラリアのチーム
に所属して、
世界を転戦するトッププロ!
というアスリート面も
さることながら、
別府選手は自転車競技を通じての
社会貢献活動に
積極的な選手としても
著明な方なんです。
自転車競技を通じての癌患者サポートや、
昨年の東日本大震災への復興支援を目的とした
「You  are  NOT  alone~一人じゃない~」
プロジェクト等々、
アスリートとしてできる
社会活動を実践されている選手です。
先日別府選手のHPにココロに残る記事があったので、
ちょっと紹介させていただきます。

〝タイラー基金〟という小児がんの子供と
その家族を支援する法人が日本にあります。
その法人の活動の一つに〝ビーズ・オブ・カレッジ〟
という
プログラムがあります。
その内容は、小児がんと闘う子供たちが辛い治療を
一つ終える度に、勇気を持って
頑張った証として
カラフルなビーズ
を一コ貰うというもの。
勇気の証として受け取る数々のビーズを通して、
子供たちが自身の病気や治療に
立ち向かえるように、
自身の言葉で家族や
医師、周りの人々に自分の治療過程を
語る事ができるように、病気に向き合って、そして
病気に負けない“勇者”であるよう
子供たちを
サポートするプログラムだそうです。
その〝ビーズ・オブ・カレッジ〟のオプショナルが、
〝チーム・ビーズ・オブ・カレッジ〟という
活動。
これは、プロ/アマを問わず、アスリートや、
何かにチャレンジする人が、その試合や大会、
その他のチャレンジにビーズを2つ身に付けて挑みます。
そして終了後、一つは自分に、そしてもう一つを、
勇気のビーズとして、普段よりもっともっと勇気が
必要な
治療に挑む子供たちに贈られるそうです。
ビーズが勇気を繋ぐなんて素敵ですよね!

ワタクシも、5月の自転車イベントにこのビーズを
身に付けて参戦する予定です。
勇者の子供たちに贈られるビーズに恥じない
自分であるよう頑張ります!
興味のある方は、アドレスを記載しておき
ましたので、
是非アクセスしてみて下さい。
◎別府史之公式サイト http://www.fumy.jp/
◎タイラー基金 http://www.tylershineon.org/ja/
 
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では、自転車奔走記:生活保護編開講です!
さて今週は生活保護編の最終回となります。
先ずは先週の最後にお話しをしました「世帯」

ついての解説からスタートしますね。

「世帯」…、、普段何気なく使っているだけに、
以前に「世帯の正式な意味は?」と質問されたワタクシ、
「ウ~ン」と口ごもってしまった経験があります。

では「世帯」とは何ぞや?
ここで、いつもなら法文引用!となる筈ですが、
実は「世帯」という文言を定義した法令はないんです。
とすれば、法令上の定義がはっきりしないと言う事は、
所謂制度として「定義され機能する」ものではなく、
どちらかと言えば【概念】に近い文言となります。

実際、「世帯」という言葉をネットで検索してみると、
住民票や住民基本台帳、もしくは国勢調査等の統計
関連した記述が多いようです。
私見ではありますが、「世帯」というのは、
国民の構成単位の一類型と考えたほうが
よさそうです。
つまり、国民の最小構成単位は
当然一人一人の
「個人」になりますが、その個人
の集まりを
「世帯」という構成単位で括って、
行政上の管理や
施策遂行の単位としているとも
考える事ができますね。
そこでこの「世帯」ですが、一般的にどのような
定義がなされているか?といいますと、
☆  世帯とは、住居及び生計を共にする者の集まり
   又は独立して住居を維持し、若しくは独立して生計を
      営む単身者をいう。

上記は、国民生活基礎調査における「世帯」の用語定義。
ついでにと言っては何ですが、国勢調査では
☆  住居と生計を共にしている人の集まり、
      又は
一戸を構えて住んでいる単身者。

という用語定義がなされています。
以上から見えてくることは、世帯という概念には
①一緒に住んでいる事。
②生計を同じくしている事。
という大きな二つの要素がありますよね。
ですが、この二つの要素を改めて見てみると、
家庭・家族と、どう違う?」或いは、
「家族と一緒だよね!」
と思うのも当然ですよね。
ニュアンス的に近い言葉の「家族」ですが、
この「家族」という文言も法律的な定義なく法律上は
所謂「親族」の事と捉えるのが
一般的だと思います。

このように「世帯」と「家族」、二つの文言を比較的に
考えてみると、分かりやすいかな?
と思います。
因みにワタクシがこの「世帯」について
勉強した時の
先生が、同じ
方法で解説してくれていましたね。
それはさておき、「世帯」というものが、
【同じ場所に住み、生計を同じにしている
の集まり】
とされている、この文中の【人】
と言う記述が重要。
どういうことか?というと、【人】ですので、
別段親族でなくてもOKと言う事もできますよね。
例えば、全くアカの他人でも、一緒に住んで生計を
同一にしていれば【一世帯】となり、この点が
「家族」とは違う点ですね。
ここでお話しを生活保護第四の原則「世帯単位の原則」
に戻しますと、生活保護の要否と程度(内容)は
【世帯】を単位、すなわち世帯を一つの括りとして
決定すると言う事ですが、世帯が親族と同義語ではなく、
住居と生計の2点からみた生活単位である
以上、
色々な【世帯】のカタチが考えられますよね。

例えば・・・
◎居候など友人宅に身を寄せている場合はどうなる?
◎夫婦2人暮らしの世帯で、一方が施設に入所したら?
等々、現実生活の様々の状況に応じて色々な【世帯】
カタチが生まれてくる事になります。
そこで、生活保護適用に際しては、世帯の明確化、
世帯認定を行い、その認定された【世帯】に応じて
保護の要否と程度(内容)の決定を行う事になります。
その際、生活保護法での【世帯単位の原則】には
次のような定めがなされています。

生活保護法 第十条  
 保護は、世帯を単位としてその要否及び程度を
 定めるものとする。但し、これに
よりがたいときは、
 個人を単位として定めることができる。

待ってましたぁ!法文引用!
と威勢のいい掛け声は聞こえてきませんが
それはさておき、この条文では、状況によっては
個人を世帯として定める事もできると規定されています。
これが所謂「世帯分離」と言うものです。
「世帯分離」って??と言うところで、
【自転車奔走記・生活保護編】は終了。
来週は【補講】と言う形で、今週取り上げる事が
出来なかった生活保護に
関わる問題のお話しをします。

それでは、また来週…お相手は、
仲介人間ヒロこと、ケアマネ・ヒロモリでした。
「早く俺も、セ・タ・イ・ヌ・シになりたい!」
See You Next Week

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