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【自転車奔走記#94】「生活保護制度」編。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・94回。

皆さま、お花見はどうでしたでしょうか?
満開の桜を愛でながらの一献は格別
でしょうね。
“花鳥風月を愛する我が日本に乾杯!”と、
毎年お花見のニュース映像を見るにつけ、
花見客で賑わうスポットを通りかかるにつけ、
しみじみ感じる今日この頃であります。
と、さも風流人のようですが、ワタクシ実は、
花や山川草木に殆ど
関心がない不調法なタイプ。
お花見に行っても、花を愛でるどころか、
喰って飲んでの狂い咲き!?そんなワケで、
術無く、を愛でる事に専心
してきました

ですがワタクシも不惑のお年頃 
いいかげんに、ココロの涵養が必要ですネ。
見るべきは(酒瓶とツマミ)ではなく、
日本人の心とも言うべき桜の花!
有名なことわざにもありますよね。
『花は桜木、男は岩鬼』
 …、、…、、、。

「山田君!座布団全部持ってっちゃいなさい!」
と、歌丸師匠の声が聞こえそうなところで、
肉座布団ケアマネ・ヒロモリがお送りする
今週の【自転車奔走記】開講といきましょう

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さて今週のお題は、生活保護第3の原則について

では毎回恒例となりました法文引用からスタート!

(必要即応の原則)
第九条  
保護は、要保護者の年齢別、性別、
健康状態等
その個人又は世帯の実際の必要の
相違を考慮して、
有効且つ適切に行うものとする。
             〜生活保護法より引用〜

生活保護の3番目の原則は必要即応の原則」と言います。
これは読んで字の如し!の内容でして、
比較的分かりやすい事項ですよね。
生活保護を開始する際には、要援護者の方の状況と
保護の必要度(ニード)に応じて、
適切な内容で保護が
行われなければならない
と言った意味です。
例えば単身世帯と母子世帯、青年域と高齢者では、
生活にかかるコスト内容や必要とされる
支援の内容が
当然違ってきますよね。
それらの個人のニードにできる限り柔軟に対応した
保護を行う事がこの原則の目的なんですね。
現行の制度下では障害者、妊産婦、児童養育等
各種加算制度が、この必要即応原則に対応した
施策と
考えていただいてOKです。
この必要即応の原則、要援護者個々人(世帯)
ニードに応じて、枠組みの中ではありますが、
できうる限りの細やかな保護を可能にしている
重要な考え方なんですね。
ただ、現行の生活保護制度下で廃止となった
母子加算や高齢者加算については、そもそも“廃止”
そのものが生活保護法第9条違反、
つまり
【必要即応原則に違反している】という
ことで
行政訴訟が起きていることから考えると、
条文そのものの適否可否ではなく、原則に則った
制度運用上で課題を含んでいると言う事もできます。

続きまして最後、第4の原則に移ります。
4の原則、それは…世帯単位の原則」!!
別に勿体ぶっている訳ではありませんが、
これも非常に重要な考え方なんですね。
では、法文から見てみましょう。

(世帯単位の原則)
第十条  
保護は、世帯を単位としてその要否
及び程度を
定めるものとする。但し、これに
よりがたいときは、
個人を単位として定める
ことができる。
            〜生活保護法より引用〜

生活保護は原則として個々人に適用されるのではなく、
世帯を単位として適用
される旨が述べられています。
簡単に言うと、親子4人で暮らしている家庭で、
夫のみ、子供一人だけに保護が適用される事は
原則認められず、保護対象となる際は
その世帯全体に
適用されるという
事になります。
一見分かりやすい内容なんで、そのままスル―しそうに
なりますが、ちょっと待った!ここで質問!
「皆さま、そもそも世帯って何ですか?」
世帯という文言は別に耳新しくもないですが、
正確な定義をご存知でしょうか?
実は、世帯の定義を再確認すると、この世帯単位の
原則が孕む色々な課題が垣間見えて
くるんですね。

そこで次回、〝今シリーズ最終回〟で、
世帯の定義についての
お話しを通じながら、
現行生活保護制度の課題等について述べて行きます
次週も宜しくお付き合いの程をお願いしますね!
では、See You Next Week

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