ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記#75】介護保険Q&A編。

【自転車奔走記#75】介護保険Q&A編。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第75回。

季節の切り替わりが早すぎて、
カラダが
若干ついていけていないヒロモリです。
皆さま、冬バージョンのお身体への移行はスムースに
行きましたでしょうか?
風邪も徐々に流行り出してきているようです。
とにもかくにも健康第一!本格的冬到来の前に、
カラダの準備を済ませて
おきましょうね。
ワタクシは、すでに準備万端この所の体調不良から来る
運動不足と
栄養過剰で、見事に福々しいカラダに逆戻り!
このまま行けば、来年の七福神で布袋様の代わりが
務められそう
と、ヤケクソ気分で事務所のスタッフに
呟いたところ、「“布袋”じゃなくて“ボテッ”ですよね」と、
傷口に塩をスリ込むような冷徹なヒトコト。
「窮鼠猫に小判」
ことわざ。追い詰められた鼠が猫に小判を差し出しても、
小判の値打ちが分から
ないので、喰われてしまう。無駄の意。
窮鼠と言うよりは、窮豚のボテマネ、
ヒロモリがお送りします
【自転車奔走記:介護保険Q&A編】開講です!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今週こそ、お約束通り【福祉用具の巻】最終回。
福祉用具貸与サービス利用時の
注意(留意)するべき事に
ついて何点か
お話しをします。
先ず一つ目の注意点、
① 貸与を受けられる福祉用具の品目は、
  要介護度等、本人の状態によって
制限されることがある。
についてお話しをします。
先週、福祉用具貸与の品目についての説明をしました。
その最後に、福祉用具の選定
に際して、ご利用者様の
身体の状況や環境
に応じて用具の選定は変化すると書きました。
これ、実は非常に重要なポイントでして、そもそも
福祉用具を利用する事の最大の目的は、
ご利用者様が
ご自身で行う(行いたい)動作や
活動のサポート
(動作支援・自立支援)と、
介護する介護者の負担軽減
と言えます。
とすると、福祉用具を選定する際に重要な事は、
ご利用者様の心身状況、介護
状況に合った福祉用具を
選定すること
になります。つまり利用者様と福祉用具
マッチングが非常に大切になるという
事なんですね。
この事を少々ドラスティック
に言い換えると、
心身状態に
マッチしていない福祉用具は、“不必要”となります。

そのマッチングの検討は、本来個々別々の状態に応じて
それぞれ検討、
決定されるべきなんですが、
現行の介護保険
制度では、要介護度を基準として一定の貸与
品目の制限が設けられています
具体的にはどのようなものかと言うと、
(対象者)要介護1・要支援2・要支援1の方
(対象品)原則、以下の種目の貸与を受ける事ができない。
 ① 車いす及び同附属品
 ② 特殊寝台及び同附属品
 ③ 床ずれ防止用具
 ④ 体位変換機
 ⑤ 認知症老人徘徊感知機器
 ⑥ 移動用リフト
となっています。

なぜこのような一律の制限が設けられているかというと、
要支援1・2~要介護1
の方の要介護認定上の位置づけに
関係
があります。要介護認定(要介護度)とはご存じの通り、
対象者の身体・心身の状況を、介護に要する時間を
尺度にして等級的に区分したものです。この認定区分の中でも、
特に要支援1・2
(「予防給付」対象者)と要介護1の
認定区分
と判定された方については、【軽度者】という文言で、
区分基準内で相対的にカテゴライズ
されています。
(因みに、この「軽度」という
文言の意味は、
 病気やけが等心身の状態の軽重
ではなくて、
 あくまでも「介護に係る手間の量」
の事ですので
 誤解のないようにお願いします。)
で、生活や活動を行うに当たり、介護をそれほど要しないと
想定されている軽度者の方の状態像
は、概ね自力で移動ができ、
起居動作等の
日常生活で必要な動作も自立レベルにある
想定されているんですね。
そこで、先程挙げた福祉用具の品目を再度見てみると、
どれも主に重度の介護を
要する方が対象となる品目と言えます。
つまり、軽度者の状態像と福祉用具の品目にミスマッチが
生じる事になるんですね。
例えば、車いすは、自分の力で歩くことができない方が
移動する為に使用する機器
ですので、歩くことのできる方が
車いす
を使う必要は限りなく低くなりますね。
このように、主に法令運用上の整合性
を取る為・・・
と言ってしまえばそれまで
ではあるんですが、
とにかく現行制度では
以上のような軽度者への福祉用具貸与に
ついては種目の制限が設けられています。
ただ、この貸与制限は、あくまで“原則”という但し書きが
付いています。
“原則”があれば当然“例外”となる扱いも
あるという事になるんですが、
ではどのようなケースが
例外としての
取扱(軽度者への貸与許可)となるか?
例えば、病気等の原因で、身体の状態が変動しやすく
(急に立ち上がれなくなる等)、
その周期が日或いは
時間単位で繰り返し
出現するような事例が挙げられます。
このケースでは、一日に数時間だけは、重度の介護を
要する状態になるものの、
その他の時間はそれほどの
介護を要しない
という状況です。
介護に要する時間を
一日平均して判断するのであれば介護度
低くなるでしょうが、一日にたとえ数時間しか出現しなくても、
その間に要する
介護の内容と量を考慮しないと色々な問題を
招く事になります。毎日朝の数時間だけ、起き上がりや
立ちあ上がり、歩行ができなくなるといった症状がある場合、
その数時間について、
転倒や誤嚥等の事故危険性は非常に
高く
なります。また、その数時間の介護量は相当量に上る事が
想像できますよね。
その数時間を安全に過ごす為に福祉機器
重要な役割を果たすのであれば、当然
貸与の対象となって
しかるべきです。
上記の例は決して特殊な事例ではなく、
また上記以外でも様々な状況があります。

本来、介護保険制度の趣旨は、「要介護状態の軽減」が
大きな柱の一つになっています
ので、このように
一律基準のみでの運用・
適用をしてしまうと、
かえって要介護状態
の悪化を招く=制度の趣旨と矛盾する
事態
を招いてしまう危険性がある訳ですね。
そこでこの場合、本人の状態について医師からの
所見照会を行い、保険者との協議等
必要な手続を経た上で
例外的に介護ベッド
等の給付制限がある種目の貸与が許可
される
場合がある訳です。(「例外給付」と言います)
この例外給付は、医師と保険者、ケアマネ等の
介護保険事業者の三者が連携を取り
あう必要がありますので、
主治医や担当
のケアマネに取り敢えずはご相談下さいね。

続いての注意点、
② 福祉用具貸与の単位数(単価)は、
  事業所ごとに同じ品目でもメーカーや機種によって違う。
というものです。
皆さまご存じの通り、デイサービスや老人施設での入所等、
介護保険サービスの単価(単位数)
は法令で定められています。
都市部や山間部などでは、地域の実情に応じた加算が
なされますが、ほぼ全国同じような単価
に設定されています。
ですが福祉用具貸与については、同じ車いすであっても、
メーカーや機種が違うと単価が
違ってきます。
また、同メーカー・同タイプ
でも、A事業所とB事業所では
単価が違う
場合もあります。
福祉機器については、沢山のメーカーが製造・販売を
していますので価格差が
当然生じます。
福祉用具貸与事業者は
その製品を納入し、介護保険での貸与
と言う形でレンタルをしますので、どうしても製品の
原価に対応して単位数
に差が生じてしまう訳なんですね。
一時期、この福祉用具貸与の単位差額が問題になった事が
ありましたが、現在は
ある程度解消されている様子です。
実際、ワタクシがケアプランを立てる際、
複数事業所の単位数を比較したデーターをご利用者様に
提示して選んで頂く場合が
ありますが、
概ね50円程度の差が殆どです。
また、カタログで選んでも実際に見てみると少々違う
といった事もよくありますので、できる
限り現物を
持ってきてもらったりしています。
ですので、福祉用具の貸与を受ける際は、
事前に
ケアマネや福祉用具事業所の相談員と綿密に
価格や機能を検討したうえでの
利用が不可欠ですよね。
以上、福祉用具貸与の注意点について代表的なものを
2つ挙げてみました。
ただ、決してこれだけではなく、
色々細かな
決まりや注意点がありますので、
ケアマネ
との協議検討は欠かせませんよね。

という事で、【福祉用具の巻】は終了!となります。
次週も、介護保険に関するご質問にお答え
していきます。
お楽しみに!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先日、落語家の立川談志師匠がお亡くなりになりました。
ワタクシ落語も大好きで、学生時代はよく寄席に
通って落語を楽しんでいました。
その頃の名人上手と言えば、古今亭志ん朝師匠、
柳家小さん、小三治師匠、桂米朝、枝雀師匠、
そして立川談志師匠が有名でした。
学校近くの会場でよく立川流の高座が開いていましたので、
時々聞きに行った事があります。
残念ながら、談志師匠の高座を拝見した事
無かったんですが、友人に熱狂的な立川流
ファンがいて、
“当代随一”と語っていた
事を思い出します。
談志師匠と言えば、破天荒とか型破りとかいった
形容詞をよく聞きますが、ワタクシは
“シャレの効いた”、
“粋”という印象を強く
持っています。
その最たるものが、談志師匠の戒名(!?)。
新聞で知りましたが、生前に師匠ご自身で
決め
られたそうですが、そのご戒名が
「立川雲黒斎家元勝手居士」
さすが談志師匠と思わず噴き出してしまいました。
改めて、師匠のご冥福をお祈り致します。

では、自転車奔走記、来週もお楽しみに!
See You Next Week! 

アーカイブ

月別 アーカイブ