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【自転車奔走記#68】介護保険Q&A編。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第68回。

すっかり秋らしくなりました。
咲き誇っていた彼岸花は次第に色あせ、
空に映える夕日の赤は日に日に鮮やかになり、
山の端いと近うなりたるに、
烏の寝どころへ行くとて、
三つ四つ、二つ三つなど、
飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、
いとをかし、、、すみません…
途中から清少納言が乗り移ってしまったヒロモリです。
日に日に涼しくなり、いつの間にか
蝉の声が鈴虫の声に変っていくこの頃、
なぜか“芸術”が恋しくなります。
不肖ヒロモリ、特に今年は芸術への憧憬が強く、
普段なかなか行く機会のない美術館にでも
出かけてみようかな?と思案中です。
今年の秋は「芸術の秋」で決まり!

と、意図的に「運動」という言葉を避けているのが
バレバレホンネは、これからは夏とは違って重ね着が
不自然でなくなる季節なので、腹が極力目立た
ない
ような着こなし術を習得中、結局のトコロ芸術ではなく
“現実逃避の秋”
真っ盛りのヒロモリがお送りします、
【自転車奔走記・介護保険Q&A編】開講です!

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今週は、高齢者専用賃貸住宅に関するお話し
2回目、
高専賃の歴史についての内容です。
先週の最後に、有料老人ホームと高専賃が
接近・
リンクしているというお話しをしました。
根拠法も別、所管官庁も別の施設が何故
よく似た形態の
入居施設(住宅)となって
いるか?
今週はそのナゾに迫りたいと思い
ますね。
では、まず高専賃の歴史から。
そもそもの始まりは、平成134月に
施行された
高齢者の居住の安定確保に関する法律
という法律が元になっています。

この法律の背景には、特に都市部での“高齢者の住宅難”が
あるとされています。
それは、一般の賃貸住宅やアパートの
経営者
にとって高齢の入居者さんは、認知症等の発症や
孤独死、家賃未払い等、経営上の
リスク発生率が高いと
判断されていて、
高齢者という理由だけで、入居契約が
できなかったり、極端な例ですとアパートを退去させられた、
といった深刻な事態が起こっていました。
介護保険制度が前年に施行され、
在宅介護・在宅での
生活継続を全面的
に国策として打ち出したのに、
肝心の
住居が確保できないとなると、せっかくの
保険制度も画餅となりますよね。
そこで、高齢者の方に安定して住宅を
供給できるような
施策として、前掲
の法律が施行された訳です。
この平成13年度施行時に登場したのが、
高齢者円滑入居住宅」というものです。
この住宅は、高齢者の入居を拒まない
住宅という意味で、
とくに入居の年齢
を限定するものではありません。
高齢者円滑入居住宅の制度は、面積や
キッチン等の
設備基準と家賃契約等に
ついての一定の賃貸条件を満たした
住宅を「高齢者円滑入居住宅」として
登録、閲覧できるように
したものです。
そして、平成17年に高齢者の住宅の
安定確保に関する法律が改正され、
今週のテーマである
「高専賃」の
制度が誕生しました。

この平成17年の法改正では、高齢者円滑入居住宅のうち、
「もっぱら高齢者
を対象とする」住宅を“高齢者専用賃貸住宅”
として登録し自由に閲覧できるようになる内容でした。
これらの、高齢者円滑入居住宅と高専賃
制度の特徴は
「住宅情報の開示」というコトバが
一番適当と考えます。
つまり、根拠法の文言にある通り、
「住宅の安定供給」が
目的ですので、
一定の基準を満たした物件を、
【高齢者円滑入居住宅】
【高齢者専用賃貸住宅】
として都道府県ごとに登録し、住宅を
探している高齢者の
方々が自由に情報
を閲覧でき、スムーズな住宅確保(供給)
を可能にするという考え方です。
ですので、これらの住宅群に「介護・福祉」
という考え方が
付随しないのは、当然と言えば当然のお話し
ですよね。

さて、あくまで住宅としてスタートした高齢者円滑…
略して
「高賃」(ややこしいですね)。
と「高賃」ですが、特に高専賃
については、
平成17年の制度発足当時
から、部屋貸し+食事つきの住宅が
多かったように思い出します。
恐らく、“高齢者専用”という言葉
が、一般のマンションや
アパート
では見かけない“食事つき”の住宅と言う形態を
生みだしたのかな?
と推測していますが…
「食事つきの高齢者住宅」となると、
これって有料老人ホームとどう違うの?
というギモンが
出てきても不思議では
ありませんよね。
家賃等の支払い方法に違いがあるにしても、
住宅型有料老人ホームと食事つきの高専賃、
部屋があって、食堂があって、職員さん
が居てと、
見た目には何ら変わり
が無いと感じてしまいます。
この事が原因ではありませんが、今度は
平成18年に
老人福祉法」が一部改正
されます。
この改正の内容と言うのは、有料老人
ホームの基準の
変更がメインでした。
どう変わったか?
18年改正までは、
① 10人以上の高齢者が入居
② 食事の提供をしていること
が有料老人ホームの基準(条件)でしたが18年改正で、
① 1人以上の高齢者が入居(人数要件の撤廃)
② 食事・介護・家事・健康管理、左記の
4つのうち「いずれか」を行っていること
とされました。

本来的には、この老人福祉法H18年改正以前から、
10人以上の高齢者が入居し、
食事の提供がなされていれば
有料老人
ホームの届出は必要でしたが、この改正に伴い、
完全な一般の
アパート・マンションでないかぎり
(つまり完全な個人賃貸住宅)、ほとんど
全ての高専賃に
「有料老人ホーム」
として届出義務が生じる事になりました。
つまりこの法改正によって、高専賃
は「有料老人ホーム」
としての顔も併せ持つ
ことが一層明確化した訳です。
そして、さらに話しをややこしくしているのが、
一部例外として、高専賃でも一定の基準を
満たせば
適合高齢者専用賃貸住宅」として
有料老人ホームの
適用除外になるという点です。
因みにこの適合高専賃は、面積等の基準
に加え、
食事等のサービス提供が登録の
条件となります。
「適合」と言う文言がつけば、有料老人ホーム
としての
届出が不必要になるばかりか、
介護保険の
特定施設入居者生活介護の
指定を受ける事が
可能となるんですが、「これって有料老人ホームじゃん!」
とツッコミが入るのも無理ないですね
有料老人ホームなのか?
それとも高専賃なのか?
理屈はわかっていても、なんとも
納得できないような
状態が続いて
いたわけです。
このわかりにくさの原因は、法律の
もつ宿命と
ワタクシは感じています。
・高齢者の居住の安定確保に関する法律
・老人福祉法
別の法律ですが、「高齢者」という
ワードと、
住居(生活)という
取扱内容がリンクしてしまったが
故に、一つの事象に別々の法律が
適用されてしまう
事になるんですね。
ですので、今週のテーマ
“高専賃と有料老人ホームが
似ている訳“の回答は、
「行われている事はほぼ同じ
と考えても
 差し支えが無い以上、
法律及び制度適用の問題が原因」
としておきます。

ところが
まさしく今月、10月に「高専賃が無くなってしまう」
というショッキングなニュースを御存じでしたでしょうか?
実はまたしても制度改正が行われるんですね。
そして新たなキーワード
「サービス付高齢者向け住宅」が登場します。
旬と言えば、ズバリ旬真っ盛りのこの新しい話題に
ついては次週で。お楽しみにお待ちくださいネ!
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先日、嬉しい事がありました。
市内でお一人暮らしのAさん、足に
障害がありますが、
不自由ながらも、元気にお過ごしされています。
息子さんは遠方にお住まいですが、
ほぼ毎月様子を見に来宅されていて、
そのお姿には本当に頭が下がります。
その息子さんからご連絡を頂き、
先日Aさんが100歳を迎えられ、
野田首相署名の
賞状が届いたとの
お話しがありました。
Aさんとは、たきび開設当初から数えて
10年以上の
お付き合いになります。
ワタクシも右も左も分からない新米
訪問介護員の
時代から現在のケアマネ
としての関わりまで、
ずっとお付き合い
が続いています。
嬉しそうに賞状と副賞の銀杯を取りだして
いる
Aさんのお姿を見ると、ワタクシも
感無量
「次は日本最年長を目指しましょう!」
「ハハハハ!頑張るわ!」
Aさん、おめでとうございます
これからもお元気にお暮らしできるよう、
ワタクシもがんばります!

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Congratulations!ヒロモリでした。
See You Next Week!

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