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【自転車奔走記#67】介護保険Q&A編

 【ケアマネの自転車奔走記】連載第67回。

もう十月…。
その割には朝晩こそ涼しく感じますが、
日中はまだまだ暑い日が続いています。
一日の中での寒暖差はかなり体に堪えますねぇ
皆さま、何度も繰り返しになりますが、
お身体には十分お気を付け下さいませ。
ただ、自転車乗りにとっては良い季節がようやく到来!!
秋風を感じて、レッツ・サイクリング!
浮かれていたいトコロですが、何故か気が重たい

実は、ワタクシの自転車仲間達に、
「今年の冬は、トレーニングの一環としてレースに出る!」と
調子に乗って
公言してしまったからです。
因みにそのレースの種目は「シクロクロス」レースと
言いまして、
専用ダートコースを所定時間で何周できるか?を
競う競技ですが、
これが四〇過ぎのメタボ・喫煙者にとっては
相当キツイ!!
自転車で未舗装路面を走るだけでも
結構足にくるものですが、シクロクロス競技では、
コースに必ず自転車を担いで
移動するセクションが
設定されているん
ですね。
コース上の障害物であったり、
とても自転車では
登れないような急斜面、
時には階段が設定されている場合も
自転車に乗ってペダルを漕いで、降りて、担いで、走って、
跨ってまたペダルを漕いで、それを1時間程度繰り返す!

正直、自転車乗るたびに気が重い毎日です
ともあれ、仲間内だけのハナシならまだ良かったんですが、
ブログネタがない
という単純かつ深刻な理由だけで、
HP上での宣言に発展してしまいました。
えらいこっちゃ・・・
と、気の重さに腹と尻の重さが加わり、
自己重力崩壊を起こしかけている、
「脂分糖分はブラックホール並みに吸収」する
ヒロモリがお送りします【介護保険Q&A】開講です!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先週までは、介護保険3施設、老人福祉施設、
そして有料老人ホームについてお話しを
してまいりました。
今週は、先週お知らせしたとおり、
「高齢者専用賃貸住宅」についてのお話しになります。

この高齢者専用賃貸住宅(「高専賃」)ですが、
近年急速に建物数が増加していますので、
名称を耳にされた方も多いと思います。
どういう施設かと言いますと、名称の通り
「高齢者の方専用に設計・建築された賃貸住宅」なので、
簡単にお話しは終わってしまい
そうなんですが、
そうはイカの○○ブクロ(失礼)、、
制度自体はそれほど難しくないですが、
複数の法律に跨っているケースが多いので、
“ややこしい”お話しになります。
できる限りポイントを絞って、分かり易くお話しを
進めていきますので、宜しく
お付き合いの程を!!

では、そもそも高齢者専用賃貸住宅(以下「高専賃」)とは
どんな施設なのか?からお話しを始めます。
この高専賃にも、明確な定義があります。
「賃貸住宅の全部又は一部が、専ら自ら居住するため
 住宅を必要とする高齢者又は当該高齢者(略)をその賃借人
 とするもの(以下「高齢者専用賃貸住宅」という。)」
少々ややこしい言い回しの文章ですが、要するに
高齢者のみを賃借人の対象としている
 アパート・マンション」という事になります。
ここで注目してほしいのは、「介護」や「福祉」といった
文言が入っていない点です。つまりあくまで
【家賃】を払って入居する
【住宅】として定義されて
いることになります。
でも「高齢者専用」と謳っている訳ですので、
殆どの方が「では住宅型有料老人ホームと何が違うの?」
との疑問を持たれると思います。
実際、高専賃に要介護の高齢者が沢山入居されていますので、
実物をご存じの方は
「高専賃と有料老人ホーム(介護付き以外)の違い」
戸惑ってしまう事が多いご様子です。
まさしく
この【違い】が第1のポイントとなります。

ポイント①
「高専賃と有料老人ホーム(「介護付き」以外)との違い」
一番大きな違いはなにか?
ずばり「根拠法と所轄官庁が違う」点です。
有料老人ホームは、先週もお話ししました通り、
根拠法は「老人福祉法」そして、所轄官庁は
厚生労働省」となります。一方、高専賃の根拠法は
「高齢者の住宅の安定確保に関する法律」
(通称「高齢者住まい法」)そして所轄官庁は
国土交通省」となっています。
つまり、そもそも土台とする法律や制度自体が違う訳ですね。
参考までに、有料老人ホームの定義を根拠法から引用しますと、
老人を入居させ、入浴、排せつ若しくは食事の介護、
 食事の提供又はその他の日常生活上必要な便宜であって
 厚生労働省令で定めるものの供与をする事業を行う施設
 であって~(以下略)。」
となっています。
前段でもお話ししましたとおり、定義の中に
“介護”という文言が入っていますよね。
つまり、入居+介護等の支援がセットとなっていて始めて
「有料老人ホーム」の名称が使用できる
訳です。
以上のお話しを少々強引にまとめると、
有料老人ホーム 
→高齢者の住宅であって、介護支援の提供がなされるもの。
高専賃
→高齢者の為の専用住宅であるが、
介護支援の提供は不要。
と言う事ができます。

有料老人ホームは、老人福祉法上では
「有料老人ホーム」として老人福祉施設と
別個に
定義されてはいますが、概観すると
“福祉施設”の一種
として捉えられています。
高専賃は、あくまで「住宅」としての扱いになりますので、
極言すれば介護・福祉
とは“無関係”と言う事もできるわけです。
ところが、
この有料老人ホームと高専賃、定義が違うのに、
実際は同じような建物形態で、同じようなサービスを
利用して皆さん生活されています。
言い換えれば、高専賃と有料老人ホームが接近・リンク
している事が、「わかりにくさ」
の一因となっている訳です。

その「わかりにくさ」を解明する為には、
まず
高専賃制度の歴史を紐解く必要が・・・
♪ チャッチャチャチャ チャ~ラ~ ♪
~ケアマネは見た!今明かされる高専賃出生の
 秘密!?縺れた糸が解けた先に待つ驚愕の真実とは~

盛り上がってきました!!

が、

このサスペンスは、地味~な制度のお話しになる予定です。

来週も覚悟を決めて、お付き合い下さいネ。

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今週の最後は、初めての試み!
怒りのヒロモリです。

先日の報道で、とある芸能人が道交法違反で
摘発されたと知りました。

この違反内容が、ブレーキなしの自転車
公道を走行したという事。

この芸能人個人については、論ずる価値もないので
論評はしません。が
今回の事件の報道内容に?を

感じています。

なにかおかしな方向へ話しが向かっていない?

私がテレビ等で得た限りの報道内容は、

① ピストバイクと言う自転車はブレーキが
  ついていない。

② 道路交通法では、自転車で公道を走行する

には必ず前後のブレキー装着が必要(義務)。

③ 近年、自転車の事故が増加。無謀自転車

  による人身事故が多数報告されている。

④ ブレーキと言う制動装置がないピストバイク

  はより危険な存在。

⑤ ピストバイクという公道走行ができない(違反)

  自転車を販売したり、購入する事が問題。

と、さもピストバイクとピストバイクに乗っている人が、
市民の安全を脅かす反社会的存在のような

印象を受ける報道が目立ったと感じるのは、
ワタクシだけでしょうか?


そもそも“ピストバイク”って言葉は、
トラック競技用の自転車の通称の事です。

トラック競技と言うのは、競輪を思い浮かべて

頂ければいいですが、専用のコースを専用の自転車
走るれっきとした五輪正式種目のスポーツです。

このトラック競技では、“競技・走行の安全”の為に、

自転車へのブレーキ装着は禁止されているんですね。

なぜか?

トラック競技では、何人もの選手が、猛スピード

(時速80キロ近くまで加速するそうです)で

順位を競う競技ですので、特にゴール前は、

0コンマ1秒でも早くゴールを目指す選手が

集団となって一心不乱にペダルを踏みます。

そんな状況で、仮に誰かがブレーキをかけたらどうなるか?

あっ!と言う間に自転車同士が接触し大事故です。

ですので、一見暴走自転車のように見える

ブレーキのついていないピストバイクも、

トラック競技では選手の安全を保障する

という意味を持っています。
翻って今回の事件(問題)ですが、
ブレーキなしのピストバイクが市販されたり、

ピストで公道を走る事は、問題の「現象」で、
「本質」ではない事に着目していただき
たいと感じています。

要は、歩行者や車が行きかう一般公道を

ブレーキなしで走ろうと考える事、

それがどんな結果を招きかねないか?

簡単な事を想像できない、あるいは分かっていながら
あえて走る事、
道交法違反と知っていて、
あえて交通法規
に違反しようと考える事、

結局、物の分別のつかない“乗り手”の問題が、

いつの間にか“自転車”という乗り物本体の問題
すり替えられていっている気がします。


因みにワタクシも、前後輪ブレーキを付けた
ピストタイプの自転車に乗っています。

律儀に交通法規を守っていても、

自転車は楽しく、カッコいい乗り物です。

決して“危険なタイプの自転車”というのはありません。

糾弾すべきは、不正な改造やメンテナンス不足、

問題のある自転車で、平気で街中を走る

“分別のない自転車乗り”のはずです。

今回の事件が、お役所が大得意とする、

自転車に関わるモノ・ヒトをひっくるめての

“規制強化”に繋がらない事を切に願います。


では、今週はここまで。
【自転車奔走記】、また来週お会いしましょう。

See You Next Week! 

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