ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記#64】番外編。

【自転車奔走記#64】番外編。

【ケアマネの自転車奔走記】連載第64回。


台風12号による豪雨災害で罹災された皆さまに

心よりお見舞い申し上げるとともに、無念にも

犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。

今日で、東北・東日本大震災から半年が経ちます。

奇しくもアメリカの9・11 同時多発テロ事件からは10年目。

歴史の偶然でしょうか?

今回は“歴史”の持つ意味について考えてみます。

そもそも“震災”と“テロ”は別の出来事で、

同じ時系列で同列に述べる事はできません。

ですが、人は時間の節目節目でふと立ち止まった時、

それらのイベント(=出来事)を、現在過去の様々な

事象との関係性・関連性の中で因果律的な意味を

見出していきます。例えば、

(1) アメリカでの奴隷制度

(2) アイルランドの大飢饉

以上の2つの出来事、全く別の地域で起こった

別々の出来事ですが「ポピュラー音楽の歴史」の中では、

重要なファクターとして関連付けられています。

簡単に説明しますと、アメリカに連れてこれた

黒人奴隷から発生したのがブルースやゴスペル等の

ブラックミュージック。方や、アイルランドでの

大飢饉で19世紀中ごろに起こった大飢饉で、

100万人が餓死したとされています。)

100万人以上の人がアメリカ等へ移住しました。

そのアイルランドの音楽からカントリーや

ブルーグラスといった音楽が発生したとされています。

そして、ブラックミュージックとアイリッシュミュージック

この2つの音楽がアメリカで出会い、

ロックンロールの誕生になったんですね。

本来(1)・(2)はどちらかと言えば

社会史に分類される出来事でしょうが、

“音楽”という視点から振り返ると、見事に関係性をもった

音楽史上の重要な出来事として浮かび上がります。

出来事間に意味を見出す事、もっと言えば“意味付け”を

することで、独立した様々な事象が時間を中心軸とした

関係性を与えられ、“歴史”として認証されていくのでしょうね。

一方で、意味づけという作業を経なくても、

時間の流れは全ての出来事、ありのままの全てを

細大漏らさず積み重ねていきます。

降り積もる砂時計の砂のような過去の堆積、

これも“歴史”と呼ぶべきものですね。

少々乱暴な言い方になりますが、

意味付けられた過去を【振り返る歴史】

刻々と堆積し続ける時間を【今を生きる歴史】

と言う事が出来ます。


「9・11同時多発テロ」は、10年目という事
もあり、

【振り返る歴史】として語る事も可能になったのかな?

と思います。ですが、「東北・東日本大震災」はまだまだ

【今を生きる歴史】だと断言できます。

一人一人の行動や思い、一つ一つの時間の粒は、

今こうしている最中にも確実に堆積していきます。

その堆積した時間の地層は、幾年月を経た後に

私達の子や孫が必ず「振り返り」ます。

言い換えれば、今回の大災害と私達がとった行動は、

私達の子孫によって意味付けがなされることで、

初めて歴史に登録されます。

その結果がいかなるものか?

悲しいかな、今の時間を生きている私達には、

知るすべもないんですね。

そうであるなら、今私達ができる事・するべき事は、

「今、なすべき事をする」に尽きると思います。

でも、「なすべき」と自問自答しても、

それが具体的に何なのか?

「今必要な事?」「将来必要な事?」

答えに迷ってしまうかもしれません。

「なすべきこと」は、最大公約数的なものではありません。

それぞれが、それぞれの場所と立場で”すべき”ことです。

例えば道端のゴミを拾うといったことも、

一生懸命に勉学やスポーツに打ち込むことも、

被災地の方々に常に思いを寄せることも、

全て【なすべきこと】です。

目の前の【なすべきこと】をする。

その小さな小さな粒を積み重ねていって、

後世下される“歴史の評価”を、

誇りを持って受け取りましょう。

50年後、100年後の私達の子孫に、

「どうじゃ!」と言って、

どや顔で笑いかける事ができるように・・・。


今週は、東北・東日本大震災のから半年という

こともあり、思いの丈を散文しました。

来週は、いつもの【自転車奔走記】をお楽しみに…

それではまた来週、ケアマネ・ヒロモリでした。

See You Next Week!

アーカイブ

月別 アーカイブ