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【自転車奔走記#58】介護保険Q&A編。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第58回。

はっきりしない天気ばかりですね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
この所、にわか雨の予報が多く、
車で外回りの業務をする日が続いています。
不思議なもので、自転車で走っていると、
車の運転マナーの悪さに
憤慨し、
いつまでたっても車最優先
が続く日本の
道路事情への憤りが
ふつふつと湧きあがります。
ところが一転、車を運転していると、
自転車や歩行者の道路法規を無視した
無謀な行動や、自転車運転のマナーの悪さに
怒りが込み上げて…先日も、交通量の多い国道で、
道路右側を自転車3台で並走、おまけに携帯電話
片手にフラフラ、怒りを通り越して寂しくなりました
本ブログで何度も取り上げていますが、
歩行者そして自転車や車等の車輌運転者さんへ!
“安全運転”って、自分が安全に過ごす為ではなく、
他の通行者(車輌)が安全
に通行できるように
配慮する事ですよね。
交通ルールは一番大切ですが、
他人を慮る交通マナーをもっと大切にしましょう!

社会派!?で始まりました【自転車奔走記】
今週もはじまりです!

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今週は、要介護認定シリーズの3回目。
一次判定と二次判定についてお話しをしていきます。

先週は、要介護認定調査についてのお話しでしたが、
この認定調査の結果を基に行わ
れるのが
「一次判定」という作業です。
先ずは、判定に先立って行われる認定調査の項目を
見ていきますね。

【要介護認定調査項目】
1群 身体機能・起居動作について 13項目
   (麻痺や拘縮の有無,起居・歩行動作等)
2群 生活機能について 12項目
   (移乗や移動,食事や排泄等)
3群 認知機能について 9項目
   (意思の伝達,生年月日や名前の返答等)
4群 精神・行動障害について 15項目
   (被害妄想,介護への抵抗,徘徊等)
5群 社会生活への適応について 6項目
   (薬の内服,金銭の管理等)
その他 過去14日間に受けた特別な医療 12項目
   (点滴の管理,透析等)

と、認定調査では全部で74の項目を調査します。
その認定調査項目の結果を基に、
調査対象者
(要介護認定申請者)について、
どの程度の
介護の手間(時間)がかかるか?を専用の
ソフトウエア(厚生労働省が作成)で処理し、
介護に要する「要介護認定等基準時間」を算出します。
その認定基準時間に応じて、大体の
要介護(要支援)の
区分を行う作業が
「一次判定」と呼ばれているものです。
この「一次判定」のシステムですが、全国一律、
地域差の発生しない公平な認定結果を担保する為には
有効な方法ではありますが、
「それは分かるが、そうすると、“個人”というものが
 軽視されていないか?
この一次判定では、個人の
 生活様式や家族
の介護力等は全く反映されず、
 人間を単なる
活動機械と見ているような気がする。」
という疑問を呈される方もいらっしゃると思います。

確かに、ソフトウエアを使用して認定作業を行う
という事は、大げさに言うと【個人】を
【数値化】して、
数学的に取り扱うと言っても
良いかもしれませんね。
もし、【人間的】という事を考えるのであれば、
人間的な物は、0と1のデジタル化された、
数値
化されたものの間にある、アナログな、
ゆらぎの
中にこそ存在するのかもしれませんよね。
そこで(という訳ではありませんが・・・)
一次判定の結果をたたき台にして、
最終的に
要介護(要支援)認定を行うのが、
「二次判定」という作業になります。

この「二次判定」ですが、作業を行うのは
要介護認定を行う為に市町村の付属機関として
設置されている「認定審査会」という機関です。
この機関は、市長村長に任命された
保健・医療・
福祉の学識経験者で構成されています。
因みに、認定審査会のメンバーの任期は2年で
守秘義務等、細かな規定が定められています。
この「認定審査会」が、一次判定の結果を基に
「主治医意見書」や先週お話ししました認定調査の際に
記載された「特記事項」の内容を付加して
審議を行い、
最終的に要介護度と認定有効期間等
を決定します。
つまり、コンピューターでは処理が難しい
「特記事項」や「主治医意見書」の内容を吟味し、
一次判定結果と照らし合わせて判定を下すこと、
概観するとコンピューターで処理された内容を
最終的に人間がチェックするシステムになっています。

以上お話ししましたように、
介護保険制度での
要介護認定作業では、
コンピューター+人間
という2段システムで、
認定の公平・正確
を期していることになります。
と、要介護認定についてのお話しを一通りした上で、
本編最初のご質問、

Q・要介護の更新で、要介護3から要介護2へ
  等級が下がった。状態は変わっていないのに、
  何故低く判断されたのか?

についての回答となりますが・・・・、
回答としては、実のところ
「何ともお答えしかねます」と
言わざるを得ないんですね。
原因が、認定調査にあったのか?
或いは特記事項
の記載内容にあったのか?
はたまた要介護認定
のシステムそのものにあるのか?
1人のケアマネとしては、お答え出来ない状態なんです。

ケアマネ稼業を続けていますと、
認定結果について
はある程度の予想がつくようになります。
ただ、時には想定外の認定結果が出る場合もあるのが現状。
それらを「要介護認定システムの欠陥」や
「認定調査員のミス」と片付けるのは簡単ですが、
今まで見てきたとおり、
公平・公正を期すために
いくつものプロセス
を経て認定作業が行われるのも
事実ですので、
極言すれば「介護保険制度が悪い」
といった
政策・制度論になってしまい、要介護認定という
核論から離れ、収集がつかなく
なってしまいます。

そこで、もっと実用的(とワタクシが考える)
回答をお示しします。

最終回答
2つのケースに分けて回答をします。

その1「適切な認定結果を得る為にできること」として、
① 認定調査の際は、できる限り家族やケアマネ
  の立ち合いを依頼する。
② がまんしたり、頑張ったりせず、現在の状態、
  ありのままの状態を調査員に伝える。
③ 医療機関(かかりつけ医)への定期受診を
  しっかり行い、自身の生活や状態について
  主治医と情報を共有しておく。

その2「認定結果に不服がある時の対応」として、
① 担当のケアマネや市町村の担当課と相談
  して、変更申請等の手続きを行い、再度
  認定調査を受ける。
② 都道府県に設置されている
  「介護保険審査会」に不服申請を行う。
   ※「介護保険審査会」とは、都道府県に
    設置されている機関。介護保険制度において
    市町村が下した行政処分(要介護認定や
    保険給付等)
に対しての不服申し立てを
    受け付け、審査を行います。
    因みに、要介護認定の結果についての
    審査請求は、60日以内の必要があります。

といったものになります。
要は、事前及び事後の対応策を知る事!
ですね。
要介護認定についての問題提起は、
色々な
場や機会に行われています。
介護保険制度にとっては、財源(保険料)と
並ぶ根幹の問題ですので、皆さまにも
色々お考え
頂ける機会になれば幸せです。
と、要介護認定についてのお話しは、今週で終了!
次週も、色々なご質問にお答えしていきます。
宜しくお願い致します。

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7月も今日で終わりですね。
今年は、梅雨が早くに明けたと思いきや、
毎日曇天やにわか雨の日ばかりで、
殆ど太陽を拝んでいない気がします。
TVで見る天気予報も、局によって
違う
事があり、どれを信用したらいいのやら?
と自転車乗りのワタクシは朝から途方に
暮れる日が続いています。
実際、一日を振り返ると、
【曇り時々晴れ、所によって一時雨】
という何でもあり!絶対外れたとは言わせない!
【鉄板】予報を地でいく天気の日が多いですね。
正直、暑さが堪える歳になりはしましたが、
やはり夏は夏らしく、ギンギラ・ジリジリとした
日差しの中で過ごしたいですね。

と、日中の暑さには簡単にへこたれても、
脂肪の厚さには一向にへこたれる気配無し!
人材の層の厚さが自慢のたきびにおいて
一二を争う“脂肪蓄積層”自慢のヒロモリ
お送りしました自転車奔走記、
また来週。
See You Next Week,Bye!

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