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【自転車奔走記#48】介護保険Q&A編。

【ケアマネの自転車奔走記】連載第48回。

皆様、いかかお過ごしでしょうか?
新聞で見たニュースですが、
今年夏の
全国高校野球選手権大会で流れる
大会歌「栄冠は君に輝く」の収録が、
さる5月14日に行われたそうです。
今回の収録では、東日本大震災で被災した
岩手、宮城、福島、三県の高校生と、
16年前に阪神淡路大震災を経験した兵庫の高校生、
総勢約300人が参加して、
復興への願いと明日への希望をこめて、
熱戦を後押しする歌声を吹き込んだそうです。

アルプススタンドに降り注ぐ強烈な
夏の日差しの中、グラウンドにこだまする歌声と歓声!
そんな光景を思うと、ジーンとくるものがあります。
あ~いよいよ夏が待ち遠しい!
毎年〝夏の甲子園〟が近づくと、
名曲「君よ八月に熱くなれ」を口ずさんでしまう
ヒロモリがお送りします【自転車奔走記】開講です!

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今週は先週の続きとして、
ショートステイや特別養護老人ホーム
入所系サービスの利用料金についてお話し
を進めます。
先週のお話しの中で、

・訪問系のサービスを利用する場合は、
 サービス
利用料と介護保険利用者負担金(1割負担分)
 の額が同じになる事が多い。
・デイサービス等の通所系サービスを利用する場合は、
 利用者負担金と食費分を負担するので、
 サービス利用料>介護保険利用者負担金となる。

という説明をしましたね。
今回は〝入所系サービス〟へと話を進めていくのですが、
先ずはおさらいを!

介護保険での入所系のサービスと言うと、
短期入所生活(療養)介護。
 所謂「ショートステイ」というものと、
介護保険三施設。
 ・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
 ・介護老人保健施設(老人保健施設)
 ・介護療養型医療施設(病院)
があります。

これらの入所系サービスの利用料金について、
料金の構造(明細)は基本、通所系サービスと同じです。
つまり、1割負担分に食費等の実費負担分を加えた額が
サービス利用料と
なるという事です。
ただし!
通所系のサービスと入所系のサービスの
利用料金構造の一番大きな違いは、
実費負担分には食費だけでなく、宿泊費用も含まれる。
という点。
入所系のサービスでは食費だけではなく、
宿泊をすることが大前提となるので、
1割負担分+宿泊費用+食費)
サービス利用料金の総額になります。

では、入所系サービスの宿泊費について
の本題の前に前説にお付き合い下さいね

入所系サービスの介護サービス費や宿泊費は、
部屋の形態によって4つに分類されています。
その内容は、
① ユニット型個室
② ユニット型準個室
③ 従来型個室
④ 多床室
となっていますが、これだけでは分かりませんよね。
④の“多床室”は、大部屋(相部屋)の事を、
③の“従来型個室”は個室(一人部屋)を指します。
この二つは、何となく想像できると思いますが、
①と②にある「ユニット」ってなに?となりますよねぇ

では早速、「ユニット」について、できるだけ簡単に
お話しをしますね。

「ユニット」と言うのは、
ユニットケア」と
いうケア方法からきている言葉です。
で、その「ユニットケア」と言うのはなんぞや?というと、
「入所系のサービスにおいて、ご利用者
の方々を
少人数のグループに分けて、
そのグループを
生活の単位=ユニットとして、
家庭に近い介護環境で、
毎日の
生活を通して、きめ細やかな介護を提供・実践する」
という考え方です。
具体的に言うと、100人を1単位と捉えてケア提供をするより、
10人の入所者を3人のスタッフ介護する
“ユニット”を10単位組織してケアを
行ったほうが、
より細やかな対応が出来るのでは?という考え方です。
ができるのでは?という事です。
その「ユニットケア」を実践する為に必要な居室や
人員の配置基準を満たしている事業所や施設について、
①と②の「ユニット」類型が適用されます。

ユニット形式の居室とはどんなものなのか?
食事や交流の為のスペースを中心として10人ほどの
個室が配置されているとイメージして下さいネ。
ちなみに、床から天井まで完全に間仕切りがある
個室タイプ
①ユニット型個室で、仕切りに一部空間が
空いている
タイプが②ユニット型準個室となっています。
 

一口に“入所系”といっても、お部屋のタイプに応じて
4つのタイプある事がお分かり頂け
ましたでしょうか?
ここで、宿泊費に話を戻しますと、
以上ご説明した
部屋タイプにより宿泊費が変化する訳です。

宿泊費については、④の多床室が一番安く、
①のユニット型個室が一番高いとお考え下さい。
入所系の食費及び宿泊費(正式には「居住費」)については、
厚生労働省により標準的な額と
が示されていますので、
参考に1日あたりの基準費用額」をご紹介します。

食 費  ①,②,③,④共通で1,380 
宿泊費  ①で1,970
     ②で1,640
     ③で1,150
     ④で   320

となっています。
ですので、入所系の大まかな料金構造は、
利用者負担金(1割負担分)+食費+居住費
1日分の利用料金となる訳ですね。
これらの食費や居住(滞在)費を総称して、
「ホテルコスト」と呼ぶ場合もあります。
ホテルコスト=宿泊費用と考えると、
介護保険
での入所系サービスについては、
介護費用と
宿泊費用を分けて考えてる事になりますね。
これらのホテルコストについては、
基準費用
額から大きく離れていない事を前提として、
各事業所で独自に設定することになっています。
入所系サービスのご利用前に行われる料金等の
重要事項の説明時に、必ず確認をして下さい!

以上、入所系サービスの料金構造を見てきました。

ところで、いきなりの私見披露ではありますが、
この入所系サービスで最大の問題は何かと言うと、
ズバリ“費用負担”ではないでしょうか?
ためしに①ユニット型個室に入所したと考えます。
食費が、 1,380円×30日=41,400円
滞在費が 1,970円×30日=59,100円
合計100,500円に月30,000円前後の
介護保険1割負担貴金が加わりますので、単純に
計算すると、合計で約130,000円程度の
負担が月々必要になる事になります。
この数字だけを見ると、
「こんな負担とてもできない!」と多くの方が
お感じになるのも当然だと思います。
ですので、これら入所系サービスには、
費用負担を軽減する為の制度があります。
これからご紹介しますね。

この制度ですが、ご利用者様の所得状況等に応じて、
食費と居住費について上限額を定め、
上限額を越えた差額部分は全額介護給付で
対応するという内容で、上限額以上の負担が
発生しない事でホテルコストの負担軽減が可能です。
具体的に内容を見てみますと、所得に応じて、
4つの段階に区分されていまして…
第1段階 生活保護受給者 等。
第2段階 市町村民税が世帯非課税であり、
     合計所得と課税年金収入額の年額が80万円以下 等。
第3段階 市町村民税が世帯非課税であって、
     上記の第2段階に該当しない 等。
第4段階 1~3のいずれの段階にも該当しない場合。
となっています。
この段階に応じて「食費と宿泊費」の上限額が決まります。
居住費を例に見ていきましょう。
※特別養護老人ホームの場合。室料は基準室料とします。

         ユニット個室 ユニット準個室   従来型個室   多床室

(基準室料)   1,970円  1,640円  1,150円  320円

 第1段階      820円    490円    320円    0円

 第2段階      820円    490円    420円  320円

 第3段階    1,640円  1,310円    820円  320円

 第4段階    1,970円  1,640円  1,150円  320円

ご覧の通り、
段階に応じての負担限度額上限額が設定されていますね。
そして、第4段階は基準額と同額つまり「上限額なし」
なっています。
以上をまとめると、
第1段階~第3段階の方→負担上限額の設定あり
第4段階の方     →負担上限額なし(全額負担)
となります。
また、食費についても同じように段階に応じて
費用負担の上限額が設定されています。
この制度の適用の為には、原則としてお住まいの市町村へ、
介護保険負担限度額認定申請書を提出し、
区分の認定を受ける必要があります。
(※申請書は、各市町村の介護保険担当課で入手できます。)
申請書に必要事項を記入して提出すれば、保険者が申請者の
所得状況を調査して区分の認定を行い、結果を通知するという
流れになりますので、ショートステイ利用や介護保険施設への
入所をご検討された際は、必ず担当ケアマネや、
お住まいの市町村の介護保険担当課にご相談下さいね。

以上ですが、
ちょっと補足を…

1)通所系サービスの食費については、
   負担軽減の為の制度はありません。
(2)入所系サービスの標準負担限度額認定以外にも、
   高額介護サービス費高額医療・高額介護
   合算療養費制度等の負担軽減制度があります。

これも合わせて覚えておいて下さいね

さて、
2週にわたって、介護サービスの利用料金に
ついてお話しを
してきました。細かいまとめはブログを読み返して頂くとして、
最後にワタクシからのアドバイスです。
介護サービスに限らずですが、利用料金などの必要費用に
ついては、必ず事前に説明や情報提供
があります。
ですので、無用のトラブル防止の
為にも、
説明をよくお聞き頂く事と、分からない
事は
遠慮せずにドシドシ質問して下さいね。

今週はここまでとなります。
次週も皆さまからの質問にお答えしてまいります!
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5月とは思えない暑い日が続いています。
春モードの身体が夏モードに切り替わる
この時期が、
一番体調を崩しやすいのではないでしょうか?
皆さま、健康管理には十分ご注意くださいね。

先日あった会社の健康診断で、
ニコチン依存症に加えメタボ予備軍
とのお沙汰を拝領したヒロモリがお送りしました、
【自転車反省記】…じゃなくて【自転車奔走記】。
猛省して予防致します

それでは、また来週。
See you next Sunday. Bye!

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